- BRL-01N 到着 (2001/07/01)
- BRL-01N の設定 (2001/07/02)
- ADSL モデム到着 (2001/07/03)
- フレッツ接続ツール到着 (2001/07/05)
- ADSLへの不安 (2001/07/08)
- BRL-01N ファームウェアバージョンアップ (2001/07/09)
- フレッツADSL開通 (2001/07/10)
- BRL-01N DHCP機能のトラブル (2001/07/11)
- ADSL には満足。でも。。。 (2001/07/15)
- うーん、やられた。ADSL (2001/07/16)
- ADSL モデムのリンク速度 (2001/07/20)
- 1Gオーバーへの道 (2001/07/27)
- Athlon 1.2G 組み立て (2001/07/27)
- Athlon 1.2G 稼動までの苦難 (2001/07/27)
- サスペンドからの復帰ができない (2001/07/27)
- Athlon 1.2G 条件付完動 (2001/07/28)
- ASAHI-NET フレッツ・ADSL 料金値下げ (2001/07/30)
BRL-01N 到着 (2001/07/01)
BRL-01N が到着しました。さっそく取り付けて設定したいところなんですが、ISDN のダイアルアップルータを止めないとできない(IPアドレスがかち合う)ので、やってません。ということで、設定については後日報告します。
さて、とりあえず外観だけでも感想を。。。まず、パッケージの化粧箱に、「SPEED UP! ルーティングスピード」という印刷されているのが笑えました。BRL-01 の劇遅という悪評を払拭したかったのでしょうね。「フレッツ・ADSLサービス対応」というシールも張られてますね。本体サイズは、小さくて軽いです。見るからに貧粗な感じがします。こんなんで大丈夫なのでしょうか?マニュアルはCD-ROMに PDF ファイルで入っています。それと、PPPoE サービスの設定について紙切れが入ってます。PDF ファイルにも書かれてるんですが、見つけにくいということでの配慮なんでしょう。
あとは、このルータがどれぐらいの性能を発揮するのか? はたまた、発揮するどころかハングアップしまくるのか?正直言ってあまり期待してません。(笑)うまくいったら儲けものということで、ダメだったら、4,5万円クラスのに買い換えようと思ってます。
BRL-01N の設定 (2001/07/02)
BRL-01N を取り付けて設定してみました。IPMATE のほうは、止めてしまうのも何かと面倒ですので、IPアドレスを変更してしまいました。設定してみてわかったことは以下のとおりです。
- 管理者パスワードの設定初期設定は、ユーザー名「admin」、パスワード「password」です。パスワードのみ変更可能で、ユーザー名は変更できません。BRL-01N にブラウザでアクセスすると、普通の認証ダイアログがポップアップします。Telnet で接続すると、パスワード入力のみ要求されます。ブラウザでアクセスして認証OKならば、後は自由に設定の変更が可能です。セッションのタイムアウトがあるのか不明です。面白いと思ったのは、管理端末を MACアドレスで限定できる機能です。この機能を有効にすると、唯一1つのマシンからのみ設定が許されます。IPMATE にはない機能です。
- LAN側設定特にこれといった特徴はありません。ドメイン名、ホスト名の設定ができるのですが、マニュアルによりますと、プロバイダによっては、この設定が必要だとのこと。フレッツADSL+ASAHI-NET には関係ないと思うのですが、どうなんでしょう。
- DHCP設定割り当て範囲の設定と、MACアドレスによる固定IP指定ができます。
- ルーティング設定普通にスタティックルーティングの設定ができます。BRL-01N は、ローカルサーバー、バーチャルマシンという危ない機能があるようなのですが、どのように関係するのかよくわかりません。
- IPフィルタリングいちおうフィルタリング設定できるのですが非力です。LAN側からWAN側へのフィルタリング設定しかできないようです。TCP,UDP別、ポート(1ポート単位)別に16個までしか設定できません。また、「接続時のみ icmp を透過したい」というような技は使えません。IPMATE に比べてかなり非力です。
- その他ネットワーク設定NAT機能のON/OFFができます。RIPもON/OFFできます。たぶん、RIP1 に対応していると記憶してます。あと、マルチキャスト転送のON/OFFができます。まあ、あまり関係がない機能だと思いますが。。。ちなみにデフォルトは、NAT機能のみONです。
あとは、開通してからですね。繋いでみないとわからんです。
ADSL モデム到着 (2001/07/03)
NTTより、ADSLモデムが到着しました。タイプSです。結構デカイです。スプリッタもいっしょに入ってました。モデム、スプリッタはレンタルです。月々レンタル料は取られますけど、4年弱使えばトントンになる計算になるそうです。4年も ADSL やってるとは思えないし、賃貸住宅に住む身ですから、引越しでモデムが使えなくなる可能性もありますから買取は避けたというところです。
タイプSなんで、怪しげなディップスイッチもなくあっさりしたものです。噂によりますと、リセットスイッチを押しながら電源を入れるとメンテナンスモードに入れるとのことなんで、そのうちに実験してみたいと思います。
フレッツ接続ツール到着 (2001/07/05)
NTTより、フレッツ接続ツールが配達記録郵便にて到着しました。中身は、申し込み内容確認の印刷物、「フレッツADSLご利用にあたって」という冊子、「フレッツ接続ツールセットアップガイド」冊子、ユーザーID一覧、フレッツ接続ツールのバージョンアップについて、そしてCD-ROMです。
私の場合、フレッツ接続ツールは使用しないんでインストールしません。だから、どんなソフトなのかはわかりません。(爆) PPPoE 接続するためのドライバだそうですが、機器との相性などもあるらしくて結構ウザイもののようです。BRL-01N でトラブルが発生したら活躍することと思います。
これで、接続に必要なひととおりの物は揃ったことになります。基本的な配線も昨日済ませました。ADSLモデムの設置場所は、モジュラジャックの近くにしました。そこからLANケーブルを引き回して、机の下に置いてある BRL-01N へ接続しました。モデムの近くにコンセントがなかったので、電源延長コードも同時に引き回しました。って書けば大した作業じゃないように思えるでしょうが、実は、アングル棚1つ、本棚2つの後ろに配線を回さなければならなかったので大変でした。汗ビッショリになりました。元々、ISDNのケーブルは、引越し時にこれら家具の後ろを回して引き回してます。当初は、そこにスプリッタを取り付ければ良いと考えてました。しかし、色々調べていると、ADSLモデムはできるだけモジュラジャックに近いほうが良いらしいことがわかりました。そこで、わざわざ配線をしなおしたわけです。ただ、今はまだ ISDN 回線ですから、スプリッタを取り付けることができません。ADSL に切り替わったタイミングで取り付けることになります。
後は、開通を待つだけです。うまく繋がって、安定した満足のいく速度が確保されることを願うだけです。
ADSLへの不安 (2001/07/08)
ここ数日、インターネットに公開されている情報で、ADSL について先人が歩んできた苦労を色々と調べてました。事務手続き上のトラブルは論外としても、工事をしたものの繋がらなかったり、期待した速度が出なかったり、接続が不安定でよく切断される等、様々なトラブルがあることがわかりました。こういった前時代的なトラブル事例を見ると ADSL の導入を NTT が避けたかった理由がわかるような気がします。こういう状況って他のADSL先進国でも同じなんでしょうか?それとも、これは日本特有の現象なんだろうか?
それにしても、NTT の態度は納得できないものがあります。「工事をしても繋がらないことがある」「スピードは保証されない」「でも、工事代金は必ず発生する」「繋がらない場合でも ISDN に戻す際は工事代金が発生する」「ISDNへ戻す場合、すぐには戻らない(最低5日程かかる)」「回線調整は有償で行うが、それによって症状が解決できない場合でも工事代金は発生する」「回線調整後の状態は維持されるとは限らない(保証しない)」と、どう考えても消費者に対して不利益な条件ばかりです。NTT は、数ある悪徳業者の中でも最大級の企業だと言えるでしょうね。せめて、「繋がらない場合は、無料で元回線に戻す」「速度が一定条件を下回る場合で、顧客が元回線に戻すことを希望した場合は無料で元に戻す」という対応があっても良いと思うのですが。。。
まあ、既に申し込んでしまったものは仕方ありません。こうなると博打みたいなもんですね。私の場合、収容局が近くにありますので距離的な問題は少ないと思います。しかし、距離が近くったって経路上何があるかわかりませんよね。また、賃貸ですから、保安器や屋内配線がどうなってるのかもわかりません。
色々調べまして、事前に対策できることはやっておこうということで、以下のことは行いました。
- スプリッタはモジュラジャックの近くに設置し、LANケーブルをひきまわす。
- ノイズカットコネクタを設置する。(NTT-AT DMJ9-2L)
- 電源ノイズフィルタを設置する。(大昔使ってた MAXELL の NF-112 というオーディオ用ラインノイズフィルタ)
開通後、状況次第でやろうと考えていることは、
- MTU の調整。
- スプリッタ – ADSL モデム間をツイストペアケーブルにする。
です。やりたいけど、やり方がわからないのが、
- ADSL モデムのアース。
です。タイプSのモデムには、アース端子がないんですよね。N にはあるんでしょうか?アースをとれれば、結構安定するそうです。ただ、もし、モデムにアース端子があったとしても、部屋のほうにアース端子がないってのが問題なんですが。。。
BRL-01N ファームウェアバージョンアップ (2001/07/09)
BRL-01N のファームウェア Ver.5.10.62p が公開されたのでバージョンアップしました。大きく変化したのが、簡単設定メニューの構成です。
- 通常のPPPoE接続
- CATVインターネットサービス、その他のADSL接続サービス
- PPPoE複数IPアドレスLAN型接続
の3つになりました。前バージョンでは PPPoE 接続設定をアドバンスド設定から行っていました。PPPoE 接続ユーザーには、簡単設定は無縁のものだったのです。今回のバージョンから、PPPoE 接続ユーザーも簡単インターネット設定メニューから設定することができます。最後の「PPPoE複数IPアドレスLAN型接続」は、今回のバージョンアップで追加された機能です。ASAHI-NET に接続するには今のところ関係ない機能です。(笑)
もう、ひとつ注目すべき変更があります。それは、MSS(Maximum Segment Size) の設定が可能になっている点です。どうやらこの設定は、MTU と関係がある項目のようです。ADSL 接続ユーザーが報告する問題に、「コネクトするが、データが全て送られてこない」という現象があるようです。これは、Path MTU Black Hole と呼ばれる問題だそうです。フレッツ接続ツールのように、PPPoE のクライアントが動作している場合、MTU (フレッツADSL の場合1454)がわかるので問題はないのですが、PPPoE がルータで動作している場合、クライアント側は、イーサネットの通常の MTU として 1500 だと思ってしてしまうケースがあるようなのです。これは、WAN 側の接続先サーバーも同様です。この状況を回避するための仕組み(Path MTU Discoveryというものらしい RFC 1191)があるそうなのですが、途中の経路でこのメッセージが遮断されてしまうと、Path MTU Black Hole という現象が発生し、大きなデータが送られてくるタイミングで通信が途絶えてしまい、タイムアウト切断されるということになってしまうようなのです。
で、MSS に戻りますが、Linux NET-3-HOWTO によりますと、「Maximum Segment Size(MSS)とは、一時に送信できるデータの最大量です。データが細分化されないためには MSS は (MTU – IP ヘッダ) バイト以上が必要です。 」とのことです。ちなみに、MTU とは「MTU(Maximum Transmission Unit)とは、より小さな断片に分割せずに IP インターフェイスから送信できる最大のデータグラムの大きさを示すパラメータです。MTU は、分割されたくないデータグラムの大きさよりも大きくしなければいけません。ただし、この設定はローカルな断片化を避けるためのもので、経路上のどこかでより小さな MTU が設定されていれば、そこで分割されるかも知れません。よく使われる値としては、イーサネットインターフェイスでは 1500 バイト、SLIP インターフェイスでは 576 バイトです。 」だそうです。MSS と MTU の関係は、
MSS = MTU – 40 (※IP+TCPヘッダ)
だそうですので、フレッツADSLの場合、MSS は、1454 – 40 = 1414 となります。実際、BRL-01N のデフォルト値は、この 1414 になってます。そして、注意書きには「通常はデフォルト値(1414)のままでご使用ください。」とのことです。少なくとも、フレッツADSL の場合は変更する必要性はなさそうです。
フレッツADSL開通 (2001/07/10)
本日、フレッツADSL開通しました。「今から切り替えます。10分ぐらいかかります。」という電話連絡があり、いそいそとモデムを繋いで電源を入れました。それから5分もたたないうちに LINK ランプが点灯し、直後に「切り替え終了しました。」という電話連絡がありました。6/23 のWEB から申し込みから数えて17日で開通ですね。ISDNからの切り替えですから、まあこんなものだと思います。
開通前に ASAHI-NET の ADSL オプションを申し込んでましたし、今までに、だいたいの配線とルータの設定は済ませてましたので、接続はノントラブルした。スピード計測サイトで測ってみますと 1Mbps オーバーは出ているようです。これは昼間のスピードですから、夜は1Mbps を切るとは思いますけど、ひとまずは安心といったところです。
BRL-01N DHCP機能のトラブル (2001/07/11)
BRL-01N の DHCP機能をONにして使ってたのですがトラブルが発生しました。DHCP機能のうち、アナウンスするDNSサーバーの設定値が書き換えられるというトラブルです。そもそも、BRL-01N のマニュアルによると、DNSサーバーのアドレスは、プロバイダが指定したアドレスを設定することになってます。私の環境には、プライベートネットワーク内に DNSサーバーがあるので、マスタにこの DNS サーバーのアドレスを設定して、セカンダリに、プロバイダが指定する DNSサーバーのアドレスを設定してました。ところが、どうやらこれがダメみたいです。何かのタイミング(再接続時?)で、このアドレスがプロバイダの DNS サーバーアドレスに全て書きかわってしまうのです。各端末は、DHCPでアナウンスされた DNSサーバーで名前解決しようとしますから、ローカルの名前解決ができないという現象が発生してしまいます。解決策としては、各端末に DNSサーバーを明示的に設定するか、hosts を用意することになりますが、それは面倒です。
というわけで、BRL-01N の DHCP機能はOFFにして、Linux サーバーで dhcpd を動かすことにしました。まあ、これが本来の姿というわけです。これでルータの負荷も、ちょっとだけ軽くなったことでしょう。(笑)
ADSL には満足。でも。。。 (2001/07/15)
ADSL には満足してます。導入以来これといったトラブルはありませんし安定しております。テレホタイムの速度低下も、1Mbps を切ることはあまりないようです。ラッキーだったと喜んでます。
でも、こうやって喜んでいる状況が、ADSLの現状なんですよね。全ての人がブロードバンド環境を手に入れることができるとは限らないわけです。まったく接続不可能な方や、ISDN並みの接続速度しか得られない方もいるわけです。これが、収容局からの距離によってどうにもならないというのであれば話も早いのですが、どうやらそれだけじゃないというのが悩ましいところです。宅内配線が問題だったり、あるいは家電製品のノイズが問題の場合もあります。契約してるプロバイダに問題があることもあります。場合によっては、接続業者やNTT側のトラブルなんてこともあるみたいです。その上、OSの設定によって速度が変わるというのも一般の方には難しいところです。こういった色々な要因がありますから、速度が出ない場合の原因究明は困難をきわめるようです。
今や、どこも速度測定サイトや ADSL関連の掲示板は大盛況。これは、マシンのクロックアップマニアと同じ要素があるようです。いかに「最高速で接続させるか」が目的になってしまうんでしょうね。そこへ Yahoo BB の殴りこみです。8Mbps という速度と、低料金は大変魅力的ですよね。しかし、個人的には、孫さんのソフトバンクというだけで飛びつけません。(爆) どうも昔から信用ならんのです。ダメとわかったら手を引くのも早いですからね。私は、しばらく様子見だと決め込んでます。
Bフレッツの正式サービスもようやくスタートすることですし、NTT には光のほうもしっかりとやって頂きたいところです。個人的には、アナログよりデジタルのほうが好きです。300bps のアナログモデムのパソ通の時代から、ようやく ISDN デジタル回線になったと思ったら、まさか、またわけわからんアナログ接続に戻るなんて思いませんでした。(笑) いや、ADSL には、非常に満足しております。こんな技術があるんだったら ISDN より先にやって欲しかったですね。ISDN に投資したことがバカらしく思えてきました。
うーん、やられた。ADSL (2001/07/16)
昨日は、安定してると喜んでいたフレッツADSLですが、2001/07/15 22;00頃から接続不能になりました。45分程で接続はできるようになったものの、その後、速度が劇遅です。
その時の状況はこうです。直前まで何の問題なくアクセスできてました。私は某ソフトをダウンロード中だったのですが、突然止まってしまいました。アレっと思ってモデムを見たのですが、ADSL ランプは点灯したまま。回線異常じゃないな思ったんですが、一応、ここはモデムのリセットでしょうと考えて、PPPoE の切断をしてから、モデムの電源を落として再投入しました。再度ADSL の LINK が確立したのを見計らって、ルータの PPPoE 接続診断で接続を試みましたが接続不能。エラーログを見ると、認証に失敗しているようでした。それで、これは ASAHI-NET 側の問題と考えました。とは言うものの、調べようにもASAHI-NET以外の接続先がありません。現状、フレッツADSLで接続できるセカンドプロバイダがないんです。フレッツISDNの時は、セカンドプロバイダとして So-net に接続してました。So-net のフレッツADSL接続は、2000円という接続料がネックで、まだコース変更はしてないんです。てなわけで、まったく孤立してしまいました。(なんてこった)結局、FAXモデムとして使っていた、34400bps モデムでダイアルアップ接続することとなりました。(何年ぶりかのモデムによるダイアルアップです) まずは、ASAHI-NET のアクセスポイントへ接続したのですが、認証ではじかれてしまいました。そこで、So-net のアクセスポイントへ接続して、やっとこさ接続に成功。さっそく、ASAHI-NET のホームページへ直行して障害情報ページへ直行。まず、わかったことは、7/15 17:50 から、一部アクセスポイントが停止されているということ。「一部ってどこやねん!」って突っ込みたくなりますが、まあ、さっきダイアルアップできなかったのは、これが原因かもしれません。しかし、肝心のフレッツADSLの障害については、特に記載されてなく、NTT西日本のほうにも故障情報はありませんでした。そうこうしているうちに、22:45分頃復旧しました。でも、接続できるようになったものの劇遅です。計測サイトで計ってみたら、200Kbps も出てないです。1Mbps オーバーの世界を知った体には、この遅さが体感できてしまうところが怖い。つい先日まで、64kbps の世界にいたくせに、まったく贅沢な話です。
いったい何が起こったのか?と、あちこち掲示板を見てまわったところ、plala の掲示板で見つけました。どうやら、plala も東京がダメ、ASAHI-NET や WAKWAK もダメみたいでした。東京のフレッツがダメみたいな感じです。そう言えば去年、フレッツISDNが爆発的に普及したときに、東京で障害や速度低下が起こって、大阪もとばっちりを受けたことを思い出しました。何かよくわからないけど、plala がダメだったことが結構ショックです。と言いますのも、セカンドプロバイダを plala にしようと考えてたところだったんです。今回のトラブルは、地域網の障害という可能性もありますが、バックボーンの障害の可能性もありますね。複数のプロバイダが共用している回線で障害が起きれば、こういうこと起こりえますね。
今、ASAHI-NET の障害情報を見たところ、7/15 22:40~ 回線障害のため、東京フレッツ・シリーズを停止しています。 また、バックアップ回線に切り替えているため、一部アクセ スポイントで転送速度の低下が発生しています。 ご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。
とのことです。で、「一部アクセスポイント」と書いてるわけですが、どのアクセスポイントなんでしょう?大阪も関係あるのか?そもそも ADSL ならアクセスポイントないし。。。よくわからん表現です。ついでに、今、速度計測サイトで、スピードを計ってみました。1Mbps オーバーに戻ったようです。やれやれ。。。
うーん。今回のトラブルで、インターネットから孤立すると、結構困ってしまうものだということを再認識しました。セカンドプロバイダの接続形態がフレッツADSLだと、どちらもダメな場合があるということもわかりました。今回のように、ダイアルアップ接続するというのが最良の手段ということでしょうかね。
ADSL モデムのリンク速度 (2001/07/20)
私の場合、NTT西日本からレンタルされているモデムはS型です。この機種は、背面にある INIT の穴を、つまよう枝で押しながら電源を投入すると、メンテナンスモードに入ることができます。192.168.1.1 へブラウザでアクセスすると、メンテナンス画面が出ます。アクセスするコンピュータは、当然 192.168.1.0/255.255.255.0 のセグメントに属してる必要があります。S型は、上り、下りのリンク速度しか出ません。N型は、回線損失等の詳細な情報も出るようです。
さっそくアクセスしてリンク速度を見ますと、上り 512Kbps、下り 1532Kbps とのこと。これって単なる理論値しか表示されてないような気がします。ということで、実際はどうなのかよくわかりませんでした。(爆) ブロードバンドスピードテストで計測すると、以下のとおりです。
測定サイト | http://speedtest.pos.to/ |
測定時刻 | 2001/07/20(金) 16:15:59 |
回線種類 | ADSL |
回線業者 | NTTフレッツADSL |
プロバイダ | asahi-net |
データサイズ | 757.435kB |
伝送時間 | 4.82秒 |
ホスト1 WebARENA | 1.22Mbps |
ホスト2 WebARENA(2) | 1.27Mbps |
ホスト3 pos.to | 1.23Mbps |
ホスト4 pos.to(2) | 1.26Mbps |
推定スループット | 157kB/s |
推定スループット | 1.26Mbps |
コメント | NTTフレッツADSLとしてはかなり速いです!おめでとうございます!(1/5) |
ここって、他の計測サイトよりも若干高めに出てるようですね。他では、1Mbps 前後の場合が多いです。
ところで、モデムとは関係ない話なんですが、昨日 BRL-01N がハングアップしました。やっぱり安物はダメなんでしょうかね。IPMATE 1200RD は、ハングアップなんてしたことなかったから、ちとビックリしました。度々ハングアップするようならば買い替えを考えないといけません。
1Gオーバーへの道 (2001/07/27)
私のマシンの中で最速マシンは、Pentium III 700MHz だったのですが、この度、1.2G マシンが最速マシンとなりました。(パチパチパチ!) ビックリなのは、今まで Intel 純正を重んじてきた私としては、大冒険である Athlon マシンです。
当初は、Pentium III 1G にグレードアップすべく検討をしておりました。CPU とともに、Intel 815EP マザーボード、及び PC133 SDRAM、ATA100 HDD を考えてました。以下が購入を予定していたパーツです。他のパーツは、現在のものを流用です。
CPU | Pentium III 1G FCPGA | \23,000 |
M/B | GA-6OXET | \18,000 |
Memory | PC133 CL2 256M 2本 | \9,000 |
HDD | IBM IC35LO60 | \18,000 |
ところが、ふと通販サイトの AMD の CPU の値段が目につきました。Athlon Thunderbird 1.2G EV266 BULK \14,000 とのこと。リテール版でも \17,000 です。もし、Pentium III 1G と同じ値段を出せば、Athlon 1.4G が買えてしまうほどです。この値段は非常に魅力的に感じました。ただ、Athlon はケースの電源が対応してないとダメです。今年2月に購入した Pentium IV 対応ケース IW-S700S が Athlon に対応しているかどうかを調べてみましたら、メーカーサイトに「Athlon 対応」と記載されていました。こうなると、頭の中は Athlon 一色です。(笑)
さっそく Athlon マシンを組み立てるためのパーツ構成を考えてみました。DDR メモリにするか、SDRAM メモリにするかで大きく2つに分かれます。
Athlon DDR マシンの場合
CPU | Athlon | Thunderbird 1.2G EV266 | BULK | \14,000 |
CPU Cooler | Cooler Master | DP5-6H51 | リテールの場合クーラ不要 | \2,500 |
Memory | N/B | DDR 256 PC2100 CL2.5 ※2本 | AMD761チップの場合、 FSB226 -> PC2100 FSB200 -> PC1600 Sumsung,Hyundai,Nanya,Toshiba | \13,000 |
VIDEO | ATI | RADION 32M DDR | BULK ※余裕があれば | \16,000 |
HDD | IBM | IC35L060 (60G) | \18,000 | |
M/B | GIGABYTE | GA-7DX (AMD-761 VIA-686B) | \20,000 | |
FIC | AD11 (AMD-761 VIA-686B) | \17,500 | ||
MSI | K7 Master (AMD-761 VIA-686B) | MS-6341 ※FSB200のみ版あり | \20,000 | |
ASUS | A7M266 (AMD-761 VIA-686B) | 1.33Gまで | \18,000 | |
Biostar | M7MIA (AMD-761 VIA-686B) | 1.33Gまで | ||
Chaintech | 7KJD (AMD-761 VIA-8231) | |||
DFI | AK76 (AMD-761 VIA-686B) | |||
EPoX | EP-8K7A (AMD-761 VIA-686B) | \20,000 | ||
MSI | K7T266 Pro (VIA-KT266) | MS-6380 | \17,500 |
Athlon SDRAM マシンの場合
CPU | Athlon | Thunderbird 1.2G EV266 | BULK | \14,000 |
CPU Cooler | Cooler Master | DP5-6H51 | リテールの場合クーラ不要 | \2,500 |
Memory | N/B | PC133 CL2 256M ※2本 | \9,000 | |
PC133 CL3 256M ※2本 | CL2がない場合 | \7,000 | ||
VIDEO | ATI | RADION 32M DDR | BULK ※余裕があれば | \16,000 |
HDD | IBM | IC35L060 (60G) | \18,000 | |
M/B | GIGAGYTE | GA-7ZX-H (VIA-KT133A) | \12,500 | |
ASUS | A7V133 (VIA-KT133A) | \18,000 | ||
MSI | K7T Turbo-R (VIA-KT133A) | RAID | \17,000 | |
Biostar | M7VKD (VIA-KT133A) | |||
Chaintech | 7AJA2 (VIA-KT133A) | |||
DFI | AK75 (VIA-KT133A) | |||
SOYO | K7VTA Pro (VIA-KT133A) | \15,000 |
DDR なら、AMD 761 マザーが本命。なんせAMD純正ですから、純正好きな私にぴったりです。(笑) GIGABYTE GA-7DX、FIC AD11、MSI K7 Master が固いんじゃないかと思いました。SDRAM なら、枯れた KT133A 狙いです。GIGABYTE GA-7ZX-H、ASUS A7V133 あたりになりますか。
ここまで絞り込んで、7/21に、Athlon 先輩である友人とともに日本橋へ出陣しました。DDR にするか、SDRAM にするかは最後まで悩んだのですが、相談した結果、「ここは枯れてる KT133 系でいったほうが固いんじゃないか」ということで Athlon SDRAM マシンに決定。さっそく日本橋巡りを始めました。ところが、Athlon 1.2G EV266 がどこも品切れ続出で焦りました。ようやく Faith でリテール版を Get したものの、GIGABYTE GA-7ZX-H も売り切れ状態。結局、DOSパラにしかなくて、値段の比較もできずに Get。VIDEO は、RADION VE BULK が、パソコン工房にあったので Get。残る HDD は Faith で、メモリはDOSパラが一番安かったので Get しました。購入パーツは以下のとおりです。
CPU | Athlon | Thunderbird 1.2G EV266 BOX | \16,700 |
Memory | N/B | PC133 CL2 ※2本 | \8,360 |
VIDEO | ATI | RADION VE 32M DDR BULK | \9,980 |
HDD | IBM | IC35L060 (60G) | \17,970 |
M/B | GIGAGYTE | GA-7ZX-H (VIA-KT133A) | \12,800 |
税込みで、約7万円の出費でした。結構、良い買い物ができたと喜んでます。Pentium III 1G にする予算で、これだけのものを揃えることができたわけですからね。ところが、この安くあげた結果、後で大変な目にあうことになろうとは思ってもみませんでした。
Athlon 1.2G 組み立て (2001/07/27)
買ってきたパーツを組み立てました。なにせ Athlon は、初体験です。「クーラーを取り付ける時にコア欠けした」とか、「クーラーがしっかりついてなくて Athlon が焼き鳥になってしまった」とか怖い話を聞いてましたので、慎重に作業しました。まず、CPU の向きに注意して Socket A にセット。クーラーを説明書を見ながら装着。このクーラー装着は、かなり怖い作業です。かなりの力が必要です。コア欠けしないかとヒヤヒヤしながら装着しました。で、やっとこさ付いたところで CPU を見ますと、ソケットから片側が若干浮いてました。「しまった」と顔面蒼白。クーラーを外して(外すのも大変)、もう一度しっかりとソケットに挿して、クーラーを装着しなおしました。
これは、ヤバイかもと不安になりながら、マザーボードにメモリを装着し、ジャンパー、ディップスイッチを設定しました。とりあえず、最小構成で起動チェックするのが定石。ということで、ビデオカードのみを挿した状態で、ケースから電源だけとってON。ところが、うんともすんとも言わない。(トホホ)まずは、ビデオカードを疑いました。動作実績のある GForce2 MX に付け替えて再挑戦しましたがダメ。「こりゃ、CPU をやっちゃったんだろうか?」と汗をかきながら、マザーボードの設定をいじっているうちに、なんと、CPU Clock 100MHz 設定で Athlon 900MHz として起動しました。なんとも悲しい事実です。BIOSの設定をいじったり、CMOSクリアしてみたりと頑張ってみましたが、133MHz にするとダメです。Athlon 完動マシンが他にありませんので、いったい何が悪いのか切り分けできない状態になってしまいました。CPU、マザー、メモリ、電源のいずれかが問題であることが確かです。友人にも相談しましたが、まったく原因をつかめず、「最悪、CPUとマザーを買いに走らないといけないか」と、ブルーになってたときに、ふと FSB設定のディップスイッチを 133MHz にしないとダメなんじゃないかということに気づきました。さっそく設定を変更しますと、ビンゴ!!見事 1200MHz で起動に成功しました。
私は大きな勘違いをしていたようです。GA-7ZX-H は、JP21 で CPU Clock を 100,133MHz に切り替えることができます。そして、FSB はディップスイッチで、95/100/102/104/106/108/110/112/133 と変更ができるようになってるんです。マザーボード購入時のデフォルトは、CPU Clock 100MHz、FSB 100 です。勘違いは、CPU Clock 133MHz に設定すると、FSB も連動して設定されるものだと思ってたわけです。つまり、FSB 100 を 133 として読み替えるものだと勝手に解釈してたんですね。大昔、Socket 7、Triton の時代のマザーって、こういう感じで設定してませんでしたっけ。。。と言い訳しても仕方ないんですが。。。
最小構成で起動してしまえば、もう安心です。マザーボードをケースに固定し、必要なパーツを配線して完成です。さっそく、OSをインストール開始したんですが、まだまだ、苦難は続くのであった。。。(トホホ)
Athlon 1.2G 稼動までの苦難 (2001/07/27)
Athlon 1.2G マシンに Windows 2000 SP2 をインストールしました。まず、最初の苦難は、B’s Recorder GOLD を起動すると、OSごと落ちるという現象です。原因は、VIA 4 in 1 Driver の IDE Bus Master ドライバでした。SP2 では必要ないようなので、MS標準のドライバに戻して解決しました。次に発覚した問題が、FDD を認識しないという現象です。実は、これに気づくまでに2日程かかってます。(爆) ふとしたことで、フロッピーにファイルをコピーしようとして、A: が存在しないことに気づいたんです。まさかフロッピーディスクを認識してないなんて。。。起動可能なフロッピーディスクを挿入して再起動すると FDD からブートしましたから、FDD 自体の問題じゃないことはわかりました。が、いったい何が悪いのかチンプンカンプン。
さっそく、Athlon 先輩の友人に相談したところ、そんな不思議な現象は聞いたことがないとのこと。VIA 4 in 1 Driver が臭いんじゃなかろうかということで、Windows 2000 を再インストールして検証しました。ところが、インストール直後の状態で、既に FDD を認識しておりませんでした。(爆) インターネットを徘徊すること数時間。やっとわかりました。犯人は SCSI カードです。SCSI カードを抜くと、あっさりとフロッピーディスクが現れました。私が使用してたカードは、Melco IFC-UCP です。これは、ACPI 完全対応の SCSI カードでして、GA-BX2000+ で Suspend To Ram を実現するために購入したものです。どうやら GA-7ZX シリーズとの組み合わせでアウトの模様です。
原因がわかったので、Windows 2000 での Suspend To Ram に成功例がある I・Oデータの SC-NBD を購入して問題は解決しました。ところが、また違う問題が発覚したんです。通常のサスペンド(S1)や休止状態から絶対に復帰してくれません。(涙) 致命的ではありませんが頭にくる問題です。お金をけちって、Athlon に浮気した罰でしょうか。。。
サスペンドからの復帰ができない (2001/07/27)
Athlon 1.2G Windows 2000 SP2 マシンは、Suspend To Ram (S3) からの復帰はもとより、通常のサスペンド(S1)からも復帰してくれません。また、休止状態からの復帰も不可能です。最も疑わしいのは SCSI でしょう。というわけで、SCSI カードを抜いてテストすると、とりあえず復帰できるようになりました。しかし、まだ問題があります。S3 からの復帰で、USB 接続のキーボード、マウスが戻ってくれないんです。サスペンド復帰後に、USBハブの電源を入れなおせば(ディスプレイ連動のUSBハブですので、ディスプレイの電源を入れなおすと)認識してくれます。これじゃ、あまりにも使い勝手が悪いです。キーボード、マウスともに PS/2 接続にすると問題なく動作しました。
しばらくは、これで我慢します。とにかく元凶は SCSI です。こいつさえなければ、USB を除けばうまく動きます。でも、SCSI カードなしじゃ CD-RW が使えなくなってしまいます。「だったら、ATAPI 接続の CD-RW にすればいいじゃないか」という、とんでもない結論に達しました。(笑) これで、本当に大丈夫だろうか。。。
Athlon 1.2G 条件付完動 (2001/07/28)
サスペンドから復帰できない問題は、SCSI カードを外すことで解決しました。そのために、SCSI 接続の CD-RW が使えなくなりましたので、ATAPI 接続の Plextor PX-W1210TA を購入しました。最終的に、マシン構成は以下のようになりました。
CPU | AMD Athlon 1.2G TB EV266 |
Memory | N/B SDRAM PC133 CL2 512Mbyte |
M/B | Gigabyte GA-7ZX-H |
VIDEO | ATI RADEON VE 32M DDR |
HDD | IBM IC35L060 (60G) |
CD-R(W) | PLEXTOR PX-W1210TA |
NIC | Melco LCI3-TXI |
SOUND | AC’97 On Board |
MOUSE | Microsoft IntelliEye (PS/2) |
KEYBOARD | Logitech iTouch Keyboard (PS/2) |
MONITOR | MITSUBISHI RD17GIII |
キーボードとマウスをディスプレイの USB 接続できないのが残念です。どうして S3 から復帰してくれないんでしょうね。この問題を除けば、Athlon 1.2G マシンは完全動作ということになります。
ASAHI-NET フレッツ・ADSL 料金値下げ (2001/07/30)
ASAHI-NET が8月から、フレッツADSLのオプション料金を \550 に値下げするそうです。ということは、プランM が \450 ですから、\1,000 で、フレッツ・ADSL常時接続が可能になるということです。これならば、Plala と同じですね。問題は NTT の費用ですね。既存のメタル回線を使ってる上に、フレッツ ISDN から整備を進めてた地域網を使ってるくせに、ちと高いんじゃないでしょうか。ISDN より高速だという理由だけ(?)で高い料金を徴収してるわけですから、ぼろ儲けのような気がします。
さて、最近 ADSL は、Yahoo BB! の殴りこみもあってか、ACCA が AnnexC の 8Mbps なんかも出てきましたね。なかなか面白い状況になってきました。Yahoo BB! ですが、8月からの正式運用を9月に延期したそうですね。8月いっぱいはテスト運用を続けるそうです。このまま尻すぼみになったら目も当てられないんですが、この大体的なぶち上げにもかかわらず、株価は上がりませんでしたので、孫さんは、また放り出す可能性がありますね。どうなんでしょう。