TurboLinux 導入記 1999年10月

Window Maker 0.61.0 (1999/10/02)

 文字化けの原因は設定でした。~/GNUstep/Defaults にある WMGLOBAL と WindowMaker のフォント設定です。とりあえずパッケージを作りましたので置いておきます。/etc/X11/WindowMaker の下に、上記2つのファイルが入りますので、それをコピーしてもらえればうまくいくと思います。

大容量ディスクを TurboLinux で使う (1999/10/31)

 なんとも間抜けな話なのですが、Solaris 7 x86 用に調達したマシンの IBM-DPTA-372730 27G ハードディスクは、8G の壁にはばまれて使えませんでした。現行バージョンではどうにもならないようです。そこで、TurboLinux で使おうと、さっそくインストールにトライしました。ところが、こちらも 8G の壁が。。。でも、Linux のことですからなんとかなるはずだと思い、色々と調べてみましたら、boot 時に HDDの CHS 値をパラメータ指定したらうまくいくことがわかりました。

 ところが、HDD の CHS を計算するなんてチンプンカンプンです。どうしたものかとインターネットを彷徨っていたところ、「FreeBSD では 8G越えのディスクを自動認識する」との情報を得ました。「FreeBSD のブートディスクを作って起動すれば、何かががわかるかもしれない」と考えた私は、さっそく FreeBSD のミラーサイトで FD のブートイメージ(boot.flp)とブートフロッピー書き込みツール(fdimage.exe)を Get しました。 fdimage boot.flp a: でブートフロッピーを作成して、こいつからブートしてやったところ、起動メッセージの中に HDD の CHS 値が表示されているのを発見。IBM-DPTA-372730 26105MB (53464320Sectors) 53040cyls 16heads 63S/T 512B/S

と表示されました。CHS値は 53040/16/63 です。

 TurboLinux インストール時に boot プロンプトで install hda=53040,16,63 と入力してやればOK。HDD を正しく認識しました。インストール途中で lilo をインストールする段階では、パラメータとして上記 hda=53040,16,63 を入力し、linear 指定をチェックしてやることが肝心です。これを忘れると lilo が起動しなくなります。

 Solaris 用に調達したマシンですが、今使っている TurboLinux 用マシンのリプレース用にしようと考えてます。しかし、せっかくの Pentium III 500MHz がもったいないですね。Windows 98 を使ってる Gateway マシンに TurboLinux を入れて、新規マシンを Windows 98 マシンにするという手もあります。でも、そうすると、Windows 98 にとって周辺機器がショボすぎます。となると、マザーボードと CPU を入れ替えて、Gateway マシンに ASUS P3B-F + Pentium III 500MHz を、そして Intel SE440BX + Pentium II 450MHz を新規 TurboLinux マシンにすれば、まあ許せる構成になるかもしれません。

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