結構忙しい毎日 (1999/07/01)
ハマルというほどではありませんが、結構忙しい毎日を送ってます。1つの場所に集ってチームで仕事をするのは、なんやかやと色々あって、なかなか集中力を保てないのが困りもの。。。せめてもの救いは、私自身のノルマはなんとかこなしていっていること。ちょっと悲しいのは、「ソフトをもっとよくできるのに」と思うのに、時間がそれを許さないこと。(まあ、これは趣味のプログラムじゃないから仕方ない。いつものことです。)
いよいよ今日から7月。仕事も、いよいよ佳境に入っていく様相を呈しております。(苦笑)
プリンタサーバー購入 (1999/07/03)
Canon LBP-430 を購入し、メモリ増設を行ったことは先日お話したとおりですが、今回、プリンタ内蔵型のプリンタサーバを購入しました。住商電子デバイス株式会社の SEDNet Model 6050 です。男の本能と申しましょうか「穴があったら入れたい」衝動にかられてしまいました。せっかく拡張性を考慮して LBP-430 を購入したのに、穴(カードスロット)を空けておくのは忍びないとずっと思ってました。TurboLinux の lpd 経由で十分に使えているわけですし、ましてや個人ユースということを考えれば、あまりにも、もったいない投資だという気もしました。しかし「気がした」だけです。(爆笑)
設定はいたって簡単でした。Windows 用の設定ツールと LPR ソフトがついてまして、マニュアルどおりに設定してやると、何の問題もなく出力できました。TurboLinux 側は、named の設定と、printcap をチョロっと書き換えてやるだけでOK。「なーんだこんなものか」と拍子抜けでした。
LBP-430 は目出度くネットワークプリンタに昇格です。太くて醜いセントロケーブルともおさらば、スマートな 10BASE-T ケーブルで快適プリンティング環境の出来上がり!!
敢えて書かなかったこと (1999/07/24)
マスコミにも取り上げられてご存じの方も多いと思いますが「東芝問題」です。自分自身が「三菱 RD17GIII 修理顛末記」で、メーカーと対峙した経験がありますので動向に注目していました。衝撃的だったのが、東芝側の担当者との電話を録音した内容が公開されたことですね。これが客観的な動かぬ証拠となりました。
私が今まで、この件に注目しつつも敢えて書く気がしなかったのは、昨年自らが体験した嫌な思いがダブったからです。なぜ私が「三菱 RD17GIII 修理顛末記」を書いたのか?それは、いたって単純な理由でした。自分の体験を他の人にも共有して理解して欲しいと思ったからです。もう少しつっこんで言えば、1人でメーカーに立ち向かうには、あまりにも不安でした。サイトを立ち上げるまでは Nifty で発言を行い、色々な方から助言を頂きましたが、閉じた Nifty ではなく、外に出ればもっと力強い味方を得ることができるという意識も働きました。実際にサイトを立ち上げると、顛末記を書くことが自分自身の精神的な拠り所になっていったことも事実です。東芝問題の当事者が、どういう気持ちでサイトを立ち上げたのかは知る由もありませんが、ここまで問題が大きくなった今、恐らく想像できない大きな苦悩をかかえていることでしょう。本人は「まともな製品を手に入れたい」という思いだけだったかもしれませんが、電話録音の公開がそれだけでは許されない結果を招いたのでしょう。とは言え、そこまで個人を追い込んだ東芝のあまりにも低レベルな対応はお粗末でした。これは東芝だけの問題じゃありません。程度の差こそあれ、大企業(や全ての権力)、それに属する人達がかかえる共通項の問題が含まれているはずで、そこに目を向けて改善を図っていかないと同じような事が今後も起こりるでしょうね。