フリーのお仕事1998年6月

ディスプレイが帰ってきたと思ったら(1998/06/05)

 今日、三菱より連絡があり昼過ぎにディスプレイが帰って来ました。設置も終わってチェックという段階で目の前にあるディスプレイが RD17V であることに気づきました。笑わせますね。いったい、どういう管理してるんだろう。伝票がチラッと見えたのですがが、どうやら放電音については現象が再現しなかったようです。作業内容の欄に「消磁」と「最大限の調整」という言葉が見えました。

ディスプレイは出戻り(1998/06/09)

 本日、RD17GIII が帰って来ました。修理結果は「パチパチ音再現せず。」「色むらは”規格範囲内”」という結論でした。縦線については特に何も行わなかったようです。一応、色むらの調整は行ってくれたようです。しかし、見た感じではそれほど改善されていませんでした。縦線は、まったく改善されておらず、ディスプレイを叩いても消磁しても解消されませんでした。担当者の話では「色むらはブラウン管が温まると状況が変わる。規格内であるから、恐らくこれ以上の調整は無理。」とのことでした。確かに2、3日使ってると状況が変わるものだとは思うのですが、縦線については是非とも直して欲しいとお願いした結果、出戻りと相成りました。

 正直言って「規格内」という判断には納得できませんでした。モニターについては素人ですので、いったいどの範囲なら許されるという判断がつきません。しかし、仮にも三菱ダイアモンドトロン 17inch の最上位機種です。私の奥さんが見ても「ひどい」と感じる状態が三菱の「規格」であれば、三菱の製品自体の品質がその程度のものであるということになりますね。三菱の言う「規格」についてご存知の方は是非教えてください。

発注マシンの行方(1998/06/09)

 一昨日でしたか、Nifty Serve の FGATEWAY で同じ日に G6-400XL を発注した方の発言がありまして、それによりますと、14.4Gbyte HDD が調達できない状況だそうで、納期が7月中旬になるそうです。私の発注マシンも 14.4Gbyte を載せてますので、発言された方といっしょの状況と思われます。やっぱ、自分で手に入る物を調達して組み立てたほうがよかったか。。。

ディスプレイ修理完了(1998/06/19)

 昨日、RD17G3 が返ってきましたので結果を報告します。

  1. パチッ、パチッという音が定期的に発生する。

この件に関しては症状が確認できないとのことでした。今日しばらく使ってみたところ、音がしたり、しなかったりという状況です。大きな音ではありませんので、壊れたり性能に影響が出ないのなら良しとします。対策かどうかわかりませんが「放電防止グリス塗布」と作業報告書に書かれてます。

  1. グレーの縦線が複数あり解消されない。

作業報告書の言葉を借りれば、こういうのを「スジムラ」と言うんですね。輸送等の振動によるAGの絡みだったようです。6/9に搬入された時は、叩いても消磁しても解消されなかったのですが見事に消えていました。

  1. 画面右側及び下側の色が黄ばむ(褐色の無数の縦線)。

実際に設置されるている方位で、マグネットによる調整を行ったそうです。サービスマンの話では、技術の方がこのディスプレイ調整のために半日費やしたとのこと。確かにかなり改善されました。願わくば1回目の修理調整でここまでやって欲しかったです。

 さて、以下は三菱 RD17G3 購入と修理の顛末について個人的な感想です。最初に初期不良でショップへ返品したモニタは最悪でした。恐らく調整したところで納得いく状態まで改善されなかったと思います。もし、あのモニタを三菱へ修理依頼していたとしたらと考えたらぞっとします。三菱の場合、状態がひどい場合は、メーカーへ掛け合わずにショップと交渉して初期不良交換してもらったほうが良いと思われます。出張修理を依頼すると調整はしてくれますが、交換まで視野に入れた対処は望めそうにありません。

 今回のケースでは「三菱は直す努力をした」という点ではホッとしています。「規格内」という言葉で押し切られれば辛かったでしょう。そういう意味では一応の評価はしますが、他のメーカーであれば初期不良交換も視野に入れて対応してくれるようですので、その点は考え直して欲しいですね。

新しいマシンは来週(1998/06/19)

 どうやら、発注したマシンは来週あたり到着するようです。宅急便で来ますので、恐らく中のカード類が外れて到着することでしょう。(^^; 到着したら、まずは筐体を開けてチェックすることにします。

 さて、今回発注したマシンのスペックを簡単に紹介します。

 GATEWAY G SERIES G6-400

  • Intel MP440BX MB (Ensoniq Wavetable Sound オンボード)
  • Intel 400MHz PentiumII
  • 128Mbyte SDRAM PC/100準拠
  • 14.4Gbyte Ultra-ATA HDD (たぶんIBM DTTAシリーズ)
  • 13倍 Min/32倍 Max CD-ROM ATAPI
  • 3.5inch FDD
  • STB nVIDIA RIVA 128 4Mbyte SGRAM
  • 108Key 日本語キーボード
  • MS InteliMouse & Mouse Pad
  • SMC 10/100 PCI TP ネットワークカード
  • Windows NT Workstation 4.0
  • NL97 ミッドタワーケース
  • モニタ、スピーカーなし

 なんと面白味のない仕様でしょう。とは言うもの、結構心配しているのがメモリです。ちゃんとしたメモリが付いてくることを願います。PC/100 準拠のメモリを持っていませんので、問題が発生した場合に差し替えてチェックすることができません。また 128Mbyte 1枚ものですから一部をはずしてチェックするわけにもいきません。ですから、メモリの初期不良ですと原因特定に手間取ることになります。次に心配しているのがビデオカードです。画質やスピードをどうとか言う気は毛頭ありません。文字がきちんと表示できてOSが落ちなければOKです。もしダメなら、即刻ディスプレイカードを買いに走ろうとは思ってます。最後に MB の BIOS ですね。MP440BX は Intel SE440BX ベースの OEM 仕様だと思います。BIOS のリビジョンアップは Gateway からしか受けられないでしょう。迅速な更新が期待できないのでちと心配です。他については初期不良だったらクレーム交換ですね。代替えの機器は揃うので心配はしていません。

 パソコンをセットで購入するのは久しぶりです。最初に買った PC/AT互換機は、ソフマップのショップブランド SusTeen 486DX2 66MHz でした。このマシンが初期不良交換2回という代物でした。次に買ったのが、マハポのショップブランド Pentium 90MHz です。このマシンがセットで購入した最後です。たぶん3年程前だと思います。 それからは、MB、CPU、パーツの交換でやってきました。当時の遺物としては、SusTeen の筐体と 3.5inch/5inch のデュアルFDD が残っているのみです。ちなみに、現在所有している PC/AT互換機のマシンスペックも紹介しておきましょう。

 NT Server

  • Tyan S1562S Tomcat Triton Chipset
  • Intel Pentium 166MHz
  • 128Mbyte(60ns 16Mbyte SIMM x 8) <- 8枚挿せる所がポイントです。
  • 1.2Gbyte HDD, 4Gbyte HDD, 3Gbyte HDD
  • Toshiba XM5701-TA SCSI
  • Tomcat 3.5inch 3Mode FDD
  • Diamond Viper V330 4Mbyte
  • 108Key 日本語キーボード
  • MS InteliMouse
  • Melco LGY-AT 10BASE-2 ISA
  • AHA-2940AU SCSI Adapter
  • Canon CanoScan300 カラースキャナ
  • NTT INSメイト V-3DSU TA/DSU
  • AIWA PV-BF2800 FAX Modem
  • Windows NT Server 4.0
  • ミニタワーケース

 Windows 95

  • GIGA-BYTE GA-586HX Triton Chipset
  • Intel Pentium 133MHz
  • 48Mbyte (60ns 16Mbyte SIMM x 2, 60ns 8Mbyte SIMM x 2) <- 余ったSIMMの寄せ集めです
  • 1Gbyte HDD, 1.2Gbyte HDD, 1Gbyte SCSI HDD
  • Toshiba XM5301-TA SCSI
  • 3.5inch/5inch Dual 2Mode FDD <- SusTeen に装備されていたもの
  • Logitec LMO-230B MO 外付け
  • Matrox Mystique 4Mbyte
  • 108Key 日本語キーボード
  • Logitech First Mouse
  • Melco LGY-AT 10BASE-2 ISA
  • AHA-2940 SCSI Adapter
  • Windows 95 OSR 2.5
  • フルタワーケース <- SusTeen の筐体です

です。継ぎはぎだらけのマシンですが、まずまず安定動作しています。新しいマシンの威力が今から楽しみです。

仕事が減ってきました(1998/06/23)

 世の中不況のために、だいぶ仕事が減ってきたようです。予算がつかずにプロジェクトが休止したという話もちらほらあるようです。政治経済のことはわかりませんけど、この状況をなんとかして欲しいものです。

新しいマシンは今週末か来週(1998/06/24)

 今日、Gateway へ納期の確認をとったところ、今週末か来週の納品になるとのことでした。電話口のお姉さんにあれこれ言ったところで出荷が早まるわけでもないと思い「わかりました」と答えました。すると「それでよろしいですか?」と逆に聞かれてしまいました。(^^; 文句言われると覚悟してたんでしょうかね。私は、自分の仕事について納期遅れは絶対に許さない主義です。「約束は守らなければならない」と親から教わりましたので、良い子の私は今でも守っています。(^_^) ですからできない約束は最初からしません。まあ Gateway は購入当初から「納期は遅れる」と断言してましたので許すことにします。

マシン到着(1998/06/29)

 6/25 に G6-400 が到着しました。NT 4.0 プレインストールです。5/19 に発注したので納品まで1ヶ月以上かかったことになります。さて、到着したマシンは、まず、筐体を開けてカード類の差込とケーブルの接続を確認しました。そして、モニター、キーボード、マウスを接続して電源を投入。何事もなく NT のセットアップ画面へたどり着きましたので、そのまま NT のセットアップを続行しました。ビデオカードやサウンドのドライバは既に入っていましたので、ネットワークカードのドライバを導入するだけでした。

 各機器の動作をひととおり確認した後、パーティションの切り直しと OS の再インストールを行おうと、マニュアルから使用すべきドライバを確認しました。しかし、ドライバの一覧と所在を見つけたものの、自分のマシンに適合するドライバがどれなのか確信を持てません。そこで、念のためにサポートへ連絡して確認しました。すると、先ほど導入したネットワークドライバの間違い(古いバージョン?)が発覚しました。問題なく LAN 接続できてたんで古いものでもかまわないのでしょうが、一応、再インストール時に指定されたものを導入しました。

 おかげさまで、OS の再インストールも無事終わりまして、今のところ問題なく動いています。以下、使ってみた感想です。

  • キーボード(109KEY 日本語)、インテリマウス

キーボードは、日頃使っている富士通のものが性にあってます。本人の性格が優柔不断なのでそのうちに慣れるとは思います。マウスは、ザラッとした表面が好きですので気に入りました。コネクタに派手な色がついてるんで、変な趣味だと思いましたが繋ぐ時に納得しました。趣味じゃなかったんですね。(爆)

  • 筐体(NL97ミッドタワー)

ネジ2本で側面を開けることができるのは便利ですね。作りもしっかりしてて好印象です。全体に丸みをおびているのはオシャレなのかもしれませんが、これだと上に物を乗せることができませんね。オシャレな CD-ROM や FDD の前面パネル(?)も、機器を交換する場合に面倒じゃなかろうかと思いました。

  • MP440BX

雑誌の写真で見てましたが、実物を見たのは始めてです。Intel のマザーを使うのは Advanced/EV 以来です。起動時間が遅いなあと思いました。

  • メモリ(128M SDRAM)

実は、到着までメモリの初期不良が一番心配でした。128M SDRAM 1本の構成でしたので、もし初期不良だと切り分けが難しかったからです。現状、私は SIMM しか持ってませんので差し替えてチェックできません。また、1本の構成ですので一部のモジュールをはずしてチェックするわけにもいきません。過去に何度もメモリの初期不良で悩みましたので警戒してました。結局、杞憂に終わりましたのでホッとしてます。安心したためにメモリの型番を見るのを忘れました。普通は見ない?(爆)

  • STB nVIDA RIVA 128 4MB AGP

問題なく表示できてますので満足です。ドライバがバグってると NT が落ちるので、ドライバの出来だけは心配してました。

  • サウンド(オンボード)

OS が NT ですから本来の性能はわからないと思います。若干ノイズが載ってる感じはしますが、私にとっては警告音とメールの着信音が鳴れば十分です。

  • HDD

IBM DTTA シリーズの 14.4G と思われます。この HDD のために納期が遅くなってしまいました。音がうるさいのかどうかはわかりません。同じ部屋にある他のマシンのほうがよっぽどうるさいのです。肝心の速さについても、今まで普通の EIDE ディスクしか使ったことがありませんので「確かに速い!!」としか言えません。ただ、この大容量と、あるだけ使ってしまうであろう私の性格からして HDD が飛んだ時のショックは相当な衝撃だと思われます。(爆)

  • CD-ROM

DVD-ROM は付けずに普通の CD-ROM にしました。私にとって ATAPI 接続のものは初めてです。セカンダリのマスターに繋がれています。これってセカンダリのスレーブとか、マスターのスレーブに繋いだら問題が出たりするのかなあ。

  • FDD

読み書きできれば文句はないので十分満足です。

  • マニュアル

マニュアルを綴じるバインダーは便利で気に入りました。もしなかったら、部屋中に散逸してたことでしょう。(爆)

 マシンの速さについては満足してます。今まで Pentium 166MHz メモリ 128MB のマシンで作業してましたのでなおさらです。また、今のところ安定して動いており不都合なところはありません。すんなり動いてくれたのが逆に肩透かしって感じです。トラブルがないとワクワクしないのは病気でしょうか。

ディスプレイ再入院(1998/06/30)

 本日、三菱 RD17GIII は再入院しました。これで3度目の入院となります。病気の症状は以下のとおりです。

  1. パチッ、パチッという音が定期的に発生する。

これは、最初の入院時から訴えつづけていた症状なのですが、治療のかいなく直っていないので再クレームです。

  1. 垂直リニア不良

画面上端が縦につぶれます。(圧縮されて見える)OSDに調整項目がありませんので、調整してもらうことになりました。ちなみに RD17G には調整項目として存在します。

 三菱にはかなりしつこいユーザーだと思われるかもしれません。でも、低品質のものを出荷している三菱に非があるわけですから責任はとってもらいます。サービスマンに症状を確認してもらいまして「おかしいですね」という発言を引き出しましたが、三菱の場合は、修理を担当する技術部門が「規格内」という天下の宝刀を出す可能性がありますからね。持ち帰り修理になったからと言って、直してくれるものだと安心してはいけません。

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