- IP接続サービス2 (2000/05/05)
- IP接続サービス開通 (2000/05/11)
- Corel & Inprise 合併はナシ (2000/05/17)
- IP接続サービスの憂鬱 (2000/05/17)
- How Microsoft Ensures Virus-Free Software (2000/05/19)
- Suspend to RAM への道 (2000/05/22)
IP接続サービス2 (2000/05/05)
「IP接続サービス(2000/04/21)」で、「OCN 常時接続との大きな違いは、固定IPが割り当てられないことです。ですから鯖を立てることはできません。IP接続サービスはダイアルアップ接続の固定料金版のようなものです。」と書きましたが、私は大きな誤解をしていたようです。固定IPを割り当てる割り当てないはプロバイダ次第であり、IP接続サービス自体とは無関係だということがわかりました。ただ、IP接続サービスの性質上、割り当てることができるグローバルIPはひとつだけという制限はあるようです。ですから、プロバイダによってはIP接続サービスで、グローバルIPを割り当てるサービスを用意しているところもあるようです。指摘してくださった「のぶ」さん、ありがとうございました。
IP接続サービス開通 (2000/05/11)
IP接続サービスが開通しました。実は、早朝に NTT から届いた案内に従って設定を行い接続をしてみました。ところが、認証エラーで接続できませんでした。朝9時を待って NTT に問い合わせたところ「午前11時からです」と言われ、「そんなことどこに書いてあったんだ?」と腹立たしく思いつつ、11時過ぎにやってみたところ、あっさりと繋がってしまいました。「新規契約サービスの開始は午前11時から」というのは世間の常識なのか???
いくら繋いでも定額というのは、精神衛生上非常に結構なことです。しかし、明らかに回線が遅くて重たいです。「9600bps モデムで接続してるんちゃうか?」と苦笑いしてしまう時間帯もありますね。今回のサービス拡大、値下げで3万人以上の申し込みが殺到しているそうですが、本日開通したのはその一部だと聞きます。ということは、今後もっと遅くなるんでしょうか?先行き不安ですね。
Corel & Inprise 合併はナシ (2000/05/17)
よかったじゃないですか。Java に未来が見えたということでしょうか。無償配布されている JBuilder Foundation のインパクトが結構あったのか JBuilder へ乗り換えたという話をあちこちで聞きます。この JBuilder Foundation があれば、Java の開発はひととおりできます。制限は、Inprise が提供する便利(?)な Beans が使えないのと、若干の機能削除されているだけで、開発に必要な基本的な機能は全てそろってます。なによりも、Windows, Solaris, Linux のマルチプラットフォーム対応というのが、私のような人間には嬉しいです。
Windows の世界じゃ、どうあがいたって MS に勝てる見込みはありませんけど、Java の世界じゃ MS の開発環境はお話になりませんから、大いに力を発揮してもらいたいものです。それと、Corel との合併は、お流れになったものの Linux の方面も力を入れて欲しいです。JBuilder 以外の各開発ツールの Linux 版を出していくことが出来れば、Borland 時代の復活も大いにあると思うのですが。。。
IP接続サービスの憂鬱 (2000/05/17)
IP接続サービスに切り替えてからというもの憂鬱な日々を送っています。(涙) とにかく、回線が遅すぎます。これは、IP接続サービスというよりも ASAHI-NET 側がネックになっているようです。So-net に繋いだ場合と比較すると明らかに速度が違いますから。
で、プロバイダ乗り換えの検討をはじめました。このままの状態が続くようならば仕事のほうにも支障が出てきそうです。本当にうんともすんとも言わない時間帯があるんですからまいります。情報検索もままならない状態です。色々調べてみると IIJ4U は良さそうですね。料金は高めですが So-net の固定料金を思えば安いものです。回線速度も速いようですし、もう少し情報を集めて決めようと思ってます。
と、今、ASAHI-NET のホームページを見ると「NTTのIP接続サービス経由接続の速度改善について」というお知らせが載ってますね。期待していいのかな?
How Microsoft Ensures Virus-Free Software (2000/05/19)
ZDNet の記事を読んでて、面白いものを見つけました。MS がソフトウェアをリリースする時に、どのようにしてウィルスの混入を防いでいるかを書いたものです。タイトルは「How Microsoft Ensures Virus-Free Software」 Article ID: Q80520 です。これによると、Microsoft はソフトウェアをリリースする際に Golden Master や RTM を作成する時、コピーする時には、UNIX ベースのシステムを使っているとのこと。UNIX ベースのシステムを使うことで Windows のウィルスはもとより、MS-DOS や Mac のウィルスが混入することを防いでいるそうです。MS-DOS や Windows ベースのコピーシステムでは危険だとも書いてます。「怖くて Windows なんて使ってられるか!」と自ら言ってるのだから爆笑ですね。
Suspend to RAM への道 (2000/05/22)
ノートパソコンだとサスペンドに入ると電源まで落ちるのがあたりまえです。サスペンドを解除すると以前の状態に復帰して作業を続けることができます。昔ながらに言えば「レジューム」として認知されている機能です。ノートパソコンという使用形態上、こういった電源管理は必須の機能ですから、各メーカーとも独自の手法で実現してました。ノートパソコンはハードウェアパッケージとして完結しているため実装も容易でした。しかし、各社バラバラでやっていたのでは駄目だというわけで、登場したのが Microsoft と東芝が共同で提唱している ACPI という規格です。この規格に従ったハードウェア、ドライバを使うことで OS からもコントロール可能な電源管理を実現できるというわけです。この規格のおかげで、自作デスクトップパソコンにもノートパソコン並みの電源管理を実現できる光明が見えてきたのです。
ACPI と言っても、いくつかの状態(ステート)がありまして、単純なものでは、S1:スリープという、電源OFF されない状態もあります。これだと普通の APM と変わらないです。電源は ON のままで、CPUと各機器がスリープ状態に入っているだけです。Suspend to RAM というのは、ACPI の S3 というステートにあたります。この状態は、メモリのみ電源が供給されている状態で、消費電力は非常に少なく抑えられます。PC99 ハードウェア仕様では、この S3 のサポートが必須になっているそうでして、去年あたりから STR 対応を謳っているマザーボードが発売されています。その他、S4 というステートもありまして、これは、Windows 2000 で「休止状態」としてサポートされています。メモリの内容を HDD に書き出して電源をOFF しますので、消費電力はほぼゼロです。今回、私が目指したのは、Suspend to RAM の実現です。
と、理屈はわかっても、現状 Suspend to RAM を実現しようとするとかなり難しい状況です。ACPI への完全対応を保証しているハードウェアって少ないんです。対応を謳っていなくてもうまくいくものもあるのですが、挑戦してみてうまくいかないと、どこに原因があるのか特定するのが難しいです。私も今年に入ってから幾度となく挑戦していたのですが、ことごとく失敗しておりました。(涙) 今回、Windows 2000 で条件付きながら実現にこぎつけましたので、その経過を書きたいと思います。
ハードウェアの検証1
メーカーのACPI対応保証 | ドライバ | ||
M/B | Gigabyte BX-2000+ | ○ | |
Video | Matrox Millennium G400 AGP 32MB SH | 不明 | BIOS 1.6, Matrox ドライバ 5.03 |
SCSI | RATOC REX-PCI30 | × | RATOC W2K対応ドライバ |
NIC | 3Com Fast EtherLink XL | 不明 | Microsoft 標準ドライバ |
SOUND | AOpen AW744 Pro | 不明 | AOpen W2K対応ドライバ 2.223 |
以上が、元々のハードウェア構成です。この状態で、Suspend to RAM を有効にしてサスペンドさせると移行するものの、復帰することができませんでした。色々と試行錯誤した結果、
- ATAPI CD-ROM のドライバ設定を DMA に設定するPIO モードだと復帰せずにリセットされました。
- BIOS 設定の「USB Legacy Keyboard 」 Disable するEnable のままだと、画面がブラックアウトしたままで復帰しませんでした。
という処置で、復帰自体は行えるようになりました。ところがディスクアクセスするタイミングでフリーズしてしまうようです。そこで、まず、最も疑わしいと思われる SCSI と NIC を変更することしました。SCSI カードの REX-PCI30 はメーカーでは ACPI 対応を保証してません。RATOC では REX-PCI33 が ACPI 対応カードのようです。他メーカーで ACPI 対応を謳っている SCSI カードを調べてみると、メルコ IF-USP, IF-WSP がOKです。NIC については、メルコの LCI-TXI, LCI2-TXI, LCI3-TXI がOKです。メルコは Windows 2000 対応情報にきちんと ACPI 対応か否かを明記してくれてますので助かりました。そこで、日本橋にて、メルコ IF-UCP と LCI3-TXI を購入して再度検証することにしました。
ハードウェアの検証2
メーカーのACPI対応保証 | ドライバ | ||
M/B | Gigabyte BX-2000+ | ○ | |
Video | Matrox Millennium G400 AGP 32MB SH | 不明 | BIOS 1.6, Matrox ドライバ 5.03 |
SCSI | Melco IF-USP | ○ | Microsoft 標準ドライバ |
NIC | Melco LCI3-TXI | ○ | Microsoft 標準ドライバ |
SOUND | AOpen AW744 Pro | 不明 | AOpen W2K対応ドライバ 2.223 |
この構成でテストしてみたところ、悲しいことに現象は変わりませんでした。(涙) 残るは Video と Sound を疑わないといけません。Video は一応復帰しておりますので Sound を疑うことにしました。サスペンド復帰後に、ログイン時の音が鳴るかどうかで検証したところ見事にフリーズ。犯人は確定です。なんと遠回りをしたことか。。。 しかし、私 は YMF744 のチップカードしか持ってません。とりあえず、AOpen のドライバをはずして、Microsoft が提供する標準ドライバに戻したところOKとなりました。フリーズはしなくなりましたけど、復帰後に音が出ないというオチ付きですが。。。(トホホ)
Suspend to RAM に成功したハードウェア構成
メーカのACPI対応保証 | ドライバ等 | ||
M/B | Gigabyte BX-2000+ | ○ | |
Video | Matrox Millennium G400 AGP 32MB SH | 不明 | BIOS 1.6, Matrox ドライバ 5.03 |
SCSI | Melco IFC-USP | ○ | Microsoft 標準ドライバ |
NIC | Melco LCI3-TXI | ○ | Microsoft 標準ドライバ |
SOUND | AOpen AW744 Pro | 不明 | Microsoft 標準ドライバ |
Suspend to RAM に成功する秘訣
Suspend to RAM に成功する秘訣は、まず第一にハードが対応していること。Video Card の中には「非対応」を明記しているカードも存在します。そういうカードは成功を望めないでしょう。今回 Matrox G400 はたまたま成功しましたが、これは、Gigabyte BX-2000+ との組み合わせだから成せた技かもしれません。Gigabyte は、Video BIOS 抜きの G400 を販売してます。BX-2000+ の BIOS に G400 の BIOS が含まれているそうです。そういう意味では相性が良かっただけかもしれません。次に重要なのはドライバのようです。成功した構成では、Video Card を除いて、全て Microsoft 標準ドライバが組み込まれています。考えようによっては「Microsoft 標準ドライバで動くものならば動く可能性が高い」ということかもしれません。
今回、Suspend to RAM を実現するために色々調べている中で、ACPI に対して無頓着なメーカーが多いのには失望しました。メルコは、自社サイトの「Windows 2000 対応一覧表」で、ACPI対応の有無を明記しています。これは、メルコが ACPI を意識している証拠です。メーカーによっては「ACPI準拠」なんて表現もあって、これではどのレベルまで対応しているのかわかりません。また「Windows 2000 対応」と明記してても、ACPI には対応してないなんてこともあるようですし、こういう状況ではハードウェアの選択に困ってしまいます。まずは、各メーカーとも「ACPI を意識する」ところからはじめて頂きたいものです。
Supend to RAM への道2 (2000/05/26)
問題として残っている Sound Card ですが、色々調べているものの意外とちゃんと動くと確証をもてるものがありません。Sound Blaster 系って、ここらへんは大丈夫なんでしょうか? Microsoft の HCL を見ると、確実に動きそうなのは Sound Blaster PCI64 だけしかないんですけど。。。Creative が配布している対応ドライバだとちゃんと動くのかなあ? Yamaha系も概して怪しそうですね。
あちこちの掲示板を見てると、よく、ACPI 問題として「IRQ が全て共有されるから動かないんだ」的な発言が目に付きます。でも、これって本当でしょうか?そもそも、ACPI を実現するために、わざわざ OS が同じ IRQ を割り振っているはずなので、「共有されるからダメ」というのは変です。どちらかというと、機器側がタコ、OS やドライバがタコという可能性が大きいです。ですから、Windows 2000 を ACPI インストールして、IRQ 共有をなくす努力なんてのは無駄です。そういう仕様になっているわけですからね。もし、IRQ の共有を防ぎたいなら、ACPI を止めて BIOS レベルで割り振ったり、カード挿入スロットの入れ替え等で回避するしかないでしょうね。
で、話を元に戻すと、あちこち調べた結果、ACPI対応を謳っているサウンドカードを2つ見つけました。ひとつは、FREEWAY FWD-FM801EAC3S/P CinemaSound801 という製品です。ただ、これ、ACPI準拠となっていて若干怪しいです。もうひとつは FORMOSA GoldenMelody HI-Live SC-2000 という製品です。こちらは、MS の HCL にも載ってまして、カタログにも Comply with Microsoft Pc99 Specification, Comply with Microsoft ACPI 1.1, APM 1.2, and PPMI 1.1 と明記されてます。ここまで確実だと欲しくなりますね。値段も手頃です。
と、Sound Card を疑っているわけですが、原因は別かもしれないです。ビデオカードかもしれないし、各カードの食い合わせかもしれません。MS が提供している Yamaha 標準ドライバで問題が出てるので、Sound Card が犯人だと言い切ってしまえないところがあるんですよね。
IP接続サービスの速度改善 (2000/05/27)
ASAHI-NET が回線増強してくれたおかげで速度は若干改善されました。それでも夜は結構混雑してます。プロバイダ乗り換え計画は一先ず撤回です。もう少し様子を見てみます。候補は絞り込めたんで、再び状況が悪化すれば考えようと思います。
ユーザーから見た E-Commerce (2000/05/29)
「ユーザーから」なんて偉そうなもんじゃなく、「私から」見た E-Commerce (電子商取引)サイトのお話です。私は、日頃からパソコンパーツを中心に、よく電子商取引サイトを利用しております。そもそも、日本橋へ行くことを考えると「交通費+駐車場代」よりも送料のほうが安いことが多いからです。店舗に出向くといらないものを買ってしまうという事故を防ぐこともできます。(爆)
今、パソコンショップで行われている最も多い流れは、
- WEBで商品を発注 欲しい商品を選択し、送付先、メールアドレスを入力するとともに、決済方法を選択し商品を発注する。今、パソコンショップで最も多い決済方法は「銀行振込」「代金引換」で、最近は「コンビニ決済」なるものも出てきた。大きなショップでは「カード決済」が使える。カード決済の場合は、この発注で支払いまで全ての手続きが終了する。
- 確認メール到着 ショップから注文商品の確認とともに、代金(価格+送料+消費税)の連絡がある。銀行振込の場合は、振込先が記載されている。
- 代金支払い「銀行振込」「コンビニ決済」の場合は、代金を振りみによって発注が確定する。トラブルを回避するためにショップに対して、代金を振り込んだ旨のメールを送信し、入金確認のメールを返信してもらうように依頼する。
- 商品到着通常、在庫がある場合は、2、3日で商品が到着する。到着が遅い場合はメールで確認。
という感じです。各ショップによって方式は様々ですから、すべてこのパターンにあてはまるとは限りません。
WEB 発注もいろんな方式がありまして、欲しい商品を「買い物カゴ」に入れていくカート方式や、WEB の発注フォームにユーザーが商品番号、数量入力するもの、メールで発注するものまで色々です。最近は、カート方式が主流になっており、メールで注文するというのは少なくなってきました。決済方法で一番便利なのは「カード決済」ですね。次に便利なのは「代金引換」です。代引きは、商品と引き換えに代金を支払うわけですから安心です。ただ、手数料として 1000円程度とられますけど。
今、どこのショップも「1.WEBで商品を発注」という段階は便利になってきました。でも、それ以降のシステムがまだまだなんです。「発注した商品が現在どのようになっているか?」を知る手立てがないんです。「お金はとうの昔に振り込んだのに商品がまだ届かない」って時の不安感は電子商取引ならではのスリルでしょう。実際、金だけ振り込ませてドロンするといった詐欺もありますからね。まあ、名のとおったショップならば大丈夫でしょうが、最近は無店舗で大規模にやっているようなショップもあり、ちょっと警戒してしまいます。
と思っていたところ、最近利用した Plat’Home のオンラインショップは素晴らしいシステムでしたので紹介します。ここは、発注後の商品の行方を確実に掴むことができるシステムとなってます。しかもカード決済もOKという大手並みのシステムでです。会員になるとポイント制による割引も利用できます。会員にならなくても一元さんも購入できるので、気楽に利用できます。素晴らしいのは、発注、決済、発送の各段階でメール連絡をしてもらえ、WEB上でも確認することができます。発送時には、宅急便の伝票番号を連絡してくれるので、その番号を宅急便のサイトで検索すると、どの営業所まで品物が到着しているかを把握することができます。実際に使ってみて非常に安心感がありました。Plat’Home と言えば、Linux,UNIX系の人(BeOS も入れないと怒られる?)で知らない人はいない程有名なショップですけど、Sofmap のような大規模店じゃありません。そんなショップが(失礼)、いやはや素晴らしいシステムを作ったもんです。
一方、昔からひどいと思っているサイトに TWO-TOP があります。ここの問題はシステムよりも人の問題だと思います。在庫ありの商品でも2,3日で到着したためしがありません。いつも銀行振込で利用しているんですが、発注商品の確認メールが到着するまでに2、3日かかったこともありました。また振込み後1週間ぐらいたたないと商品が来ないこともありました。TWO-TOP って店員の気質が大嫌いです。店舗に出向いても良い感じがしないショップの筆頭です。それはともかく、「代金引換」で発注すると早く到着するという噂もあります。金さえ入ったらあとは、のらりくらりとやっているってことでしょうか。本当にそうならば最悪のショップですね。まあ、サイトの出来云々とは関係ない話ではありますが、最終的には「人」が対応しているわけですからね。
大手ショップでは、Sofmap がカード決済できる便利なサイトです。大概のパーツはここで手に入りますが、気をつけないと実勢価格よりも値段が高いものがあります。サイトの使い勝手は可もなく不可もなくですが、最近は、データの整備が追いついてない印象を受けますね。分類がちゃんとできてないことがよくあります。
他にも、私が利用するサイトは「パソQ」「ISIZE」「DOSパラ」「ラオックス」とありますが割愛します。どこも可もなく不可もなくって感じです。いずれにしても Plat’Home のように発注した商品の状況を簡単に把握する術はありません。一般パソコショップのサイトが満足できるレベルに到達するには、まだまだ時間がかかるでしょうね。Sofmap だって「My Sofmap」なんて馬鹿なことやってるぐらいなら、Plat’Home を見習ったらいいと思うのです。どうも、あそこのシステム設計担当者は思考回路がわからんです。(笑)
Suspend to RAM 最終回 (2000/05/31)
今、私の中で最も旬な話題、Suspend to RAM は今回で最終回です。(笑) そもそも、私は OnNow なんて機能を、それほど必要としていたわけではありません。前に使っていた Asus P3B-F は Suspend to RAM 対応マザーでしたが、この機能については気にもとめてませんでした。ところが、Gigabyte BX-2000+ に乗り換えてから状況は一変しました。マザーのマニュアルに、Suspend to RAM の動作確認されたパーツ組み合わせ一覧が載っていたからです。ちょっとやってみようかと、Suspend to RAM を有効にして実験してみると、あっさりと電源が落ちてサスペンドに入ってくれました。さすがに復帰はできなかったですが、この実験が私を燃えたたせるきっかけとなったわけです。今回は、前回問題のまま終わった Sound Card についてと、新たにわかった設定関連の情報をお知らせします。
Sound Card は、ちらっとお話した FORMOSA GoldenMelody HI-Live SC-2000 を TWO-TOP で調達して実験してみました。このカードは ESS ES1989 (Allegro) が載ったカードで、メーカーは、Comply with Microsoft Pc99 Specification, Comply with Microsoft ACPI 1.1, APM 1.2, and PPMI 1.1 と明記しているものです。ですが、結果はダメでした。ハード云々以前に Windows 2000 用のドライバがないんです。OS にもドライバはないようです。付属の CD-ROM には、Windows 98/2000 用として WDM ドライバがはいってますが、インストールでブルー画面となり使えませんでした。ESS 本家の Generic ドライバも使えなかったので、もうお蔵入りです。(涙)
そこで、最後に業界デファクトスタンダード に登場してもらうことにしました。カードは Sound Blaster Live! です。バルク版ならば価格も程々で、Sound Blaster PCI Digital のリテール版よりも安いぐらいです。ドライバは、5/29 公開ホヤホヤの、Live!Ware(日本語版:Windows 2000 用) を使用しました。こちらは、さすがにドライバ等の問題もなく音も正常に出ましたた。しかし、サスペンド後の復帰時に、画面が一瞬点滅したかと思うと、ハードリセットされてしまい、うまくいきませんでした。
「今度はビデオカードかよ~」といい加減、辟易としてきたのですが、BIOS 設定を見直すことで解決してしまいました。やったことは、Video 関連の Shadow RAM やキャッシュを OFF にすることです。「なーんだ!」って感じです。もしかしたら、YMF744 の場合もこれで解決したのかもしれないですね。今度、機会があれば実験したいと思います。
では、最終回ということですのでシステム構成等をまとめておきます。
OS | Microsoft | Windows 2000 Professional | 5.0.2195 | |
M/B | Gigabyte | BX-2000+ | BIOS Ver. F4. | Video 関連の Shadow,Cache を無効 Legacy USB Keyboard 無効 |
CPU | Intel | Pentium III 500MHz | ||
Memory | N/B | 256Mbyte PC100 CL2 | ||
Video | Matrox | Millennium G400 | BIOS Ver. 1.6.25 897-16A | Driver Ver. 5.03.025 |
SCSI | Melco | IFC-USP | ||
NIC | Melco | LCI3-TXI | ||
Sound | Creative | Sound Blaster Live! OEM | Creative SB Live! Value(WDM) Ver. 5.12.1.3101 | |
Keyboard | Logitec | iTouch Keyboard USB | ||
Mouse | Microsoft | IntelliMouse with IntelliEye | Intelli Point 3.1 |