TLJ に MS を見た (1999/08/04)
先手必勝
先に手をつけたが勝ち。kernel-2.2、日本語化 KDE, GNOME、ATOK。問題があっても後で修正版を出せば許される。
囲い込み
PCハードへ OS をバンドル。
抱き合わせ
OS と Office 製品の抱き合わせ。Applixwarre。
なんてね。
各種アップデート (1999/08/14)
kernel は 2.2.11 になりました。TLJ サイトの Updates にも、各種アップデートパッケージが登録されています。Updates で目についたものは gnome-core, gtk+, kinput2 です。しかしながら、私の環境にはあまり関係のないものばかりだったりします。(笑)安定稼働し始めると、アップデートも面倒になりますね。必要ないものはやりたくありません。 お盆休みで家を空けている間も、サーバーは粛々と仕事をこなしておりました。未読のメール、ニュースがごっそり溜まってウンザリしましたけど。。。
Windows から Wnn6 を C/S で使う (1999/08/23)
C/S なんて略語は、もう死語かもしれませんね。(笑) クライアント・サーバーという意味です。オムロン・ソフトウェアから、Windows 95/98/NT4.0 用のWindows クライアントを無償ダウンロードできます。
「Windows クライアント」と言われても「どんなソフトなんだ?」と思ってしまうかもしれませんが、なんのことはないIMEです。こんな感じです。普通のIMEとの違いは Wnn6 サーバーが必要であることでしょう。IMEのプロパティには、こんな接続設定のタブがあります。
使ってみると、いたって軽快に動いてくれます。動作がもたつくんじゃないかという先入観がありましたけど、全然そんなことありません。普通に使えますね。IMEとしての機能もそこそこです。「個人使用でわざわざクライアント・サーバーで使うメリットがあるのか?」という問いには答えに窮しますけど、せっかく Wnn6 がサーバーに入っているのなら、Windows クライアントからも使いたいじゃありませんか。(笑) Windows がクラッシュしてしまっても、せっかく育てた辞書を失うこともありませんし、なによりも Linux と同じ辞書を共有できる点にはメリットがあると思います。複数人で使う場合は、辞書学習効果もあがるはずです。ただ、この場合はライセンス数を追加購入しないと苦しいでしょうが。。。
Wnn6 のライセンス統合 (1999/08/29)
私は、市販パッケージの Wnn6 for Linux/BSD Ver2.0 を持ってます。これと TLJ バンドルの Wnn6 とのライセンス統合ができないものかと、オムロン・ソフトウェアへ問い合わせたところ、TLJ の2ライセンスと市販パッケージの2ライセンスを合わせて4ライセンスとして統合してもらえました。回答によると、TLJ の過去バージョンとのライセンス統合(例えば TLJ2.0,3.0,4.0 どおし)は無理なようです。TLJ にバンドルされている分は、そのバージョンのみに適用されるライセンスということなんでしょうね。