Linux で GO 2000年8月

iModeメールへ転送 (2000/08/29)

 先日、携帯電話を iMode 機種へ変更しました。そもそも iMode にした理由は「メル友」したかったわけではありません。(爆)他の理由があってのことなのですが、それはさておき、せっかくの iMode のメールですから、何か使い道はないかと考えました。で、思いついたのが、外出時に自宅に届いたメールの転送です。

 自宅のメール環境は、Linux に sendmail をのっけて、2つプロバイダから fetchmail でメールを定期的に取得してます。fetchmail は、メールを取得したプロバイダによって、自分と奥さんのアカウントに配信しています。メールの転送自体は、自分のホームディレクトリに、転送先アドレス記述した .forward を用意するだけで簡単にできます。これは、sendmail の機能ですね。そこで、外出する時に .forward を用意し、帰宅したら .forward.bak とリネームすることで運用することを考え実行に移しました。ところが、思わぬ伏兵が。。。と言いますのも、iMode のメールって文字数に制限があるんですね。時代遅れの私は、この重大な事実を知りませんでした。(ガハハ)おかげで、数通のメールの内容を紛失してしまう結果になりました。

 この事態はなんとか解決しなければなりません。そこで私がとった方法は極めて原始的な方法です。「転送するけどメールはサーバーに残す」という方法です。これならば、重要なメールがきても見落とすことはありませんし、内容が途中で切れていても、緊急性の高いものならば電話で確認することができます。重要じゃないものは帰宅してからサーバーに残してあるメールを確認すればよいだけです。非常に手抜きな対応ではありますが、とりあえず、この運用でなんとかなりそうです。設定自体はいたって簡単です。.forward に\アカウント名,転送先アドレス

と記述するだけです。

 本来、転送する(しない)フィルター条件を設定することができ、転送が必要なメールならば、iMode 制限文字数で分割して転送するという仕様が美しいと思います。.forward は、プログラムを呼び出すことも可能なんだそうで、perl かなんかで、こういった動作を実現できるでしょう。もしかしたら既に誰か作ってるかもしれませんね。

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