開発日誌1999年8月

MSDN は DVD-ROM へ? (1999/08/10)

 MSDN 7月版には DVD-ROM 媒体によるプレビュー版が付属してきました。私は DVD-ROM ドライブを持ってないので、今のところ見ることさえできません。MS は DVD-ROM が、今後 CD-ROM に取って変わると見ているのでしょうか。そう言えば、私が CD-ROM ドライブを手に入れたのは比較的速い時期でした。なぜなら MSDN が CD-ROM による供給だったからです。当時 CD-ROM ドライブは、まだまだ高くて、私が買ったのは、2倍速、マルチセッション対応の SCSI CD-ROM ドライブだったと記憶してます。値段は4,5万円はしました。

 DVD-ROM ドライブは、今いくらぐらいで購入できるんでしょう。現状では、ちょっと買う気がしないというのが正直なところです。

Windows 98 の次は何? (1999/08/14)

 Windows 98 の次は Windows 2000 だと思っている人が未だにいるようですが、それは間違いです。Second Edition がつい最近出ましたが、次のメジャーバージョンアップ(?)では、Windows 98 を中心に Windows 2000 の一部を取り込んだものになるようです。

 はっきりいって、MSのOSロードマップはメチャメチャになってしまいましたね。開発者はいったい何を信じて、何を作ればよいのでしょう。(笑) Windows 2000 をターゲットに開発を進めていたところは、半分、裏切られたも同然なのですが、まあ現状では Windows 98 を無視することもできないはずですから、そんなに大打撃を被るということはないような気もします。しかし、「なんだかなあ」という気持ちは拭えません。

 こんなことを続けてたら Linux をはじめ、他のOSに負けてしまいますよね。特に Linux は要注意のはず。というよりも、Linux をサポートしようとしている IBM に要注意なんですよね。IBM は本格的に Linux をサポートしようとしてますが、ハードとシステム構築、サポートのノウハウを持ってて、それで商売しますから、OSなんてはっきり言ってなんでも良いはずなんですよね。そりゃ自社の AIX を載せてもらえれば一番嬉しいには違いありませんが、Linux で事足りるケースも多々あるはずです。ハードの付属物としてOSは無料でも良いわけで、その代わり、サポートとシステム構築のノウハウで売り上げれば良いわけです。

 ちょっと脱線してしまいましたが、手軽な、最も親しまれているパソコンOSとして Windows が長生きしてくれることを望みます。間違っても、これ以上サーバー分野をどうこうしよう等と考えないで欲しいです。UNIX や汎用機のOSと比べれば格が違いすぎますから。(笑)

Windows 2000 Professional Beta3 日本語版 (1999/08/22)

 インストールしてみました。ハードは Pentium 166MHz, Memory 128M です。インストールに1時間以上かかりましたが、トラブルはありませんでした。動作はヌメヌメとうごめいているという状態です。(爆笑)

 非力なマシンなのでパフォーマンスに関してはわかりませんけど、今回は色んなアプリケーションをインストールしてみたいと考えてます。やはり注目すべきは NT4.0 との互換性でしょう。NT4.0 で動くアプリケーションを入れてみようと思ってます。Win95/98 だけで動くものはやめておきます。Windows 2000 は Win95/98 の後継じゃないですからね。(皮肉)

 とりあえず、現状の問題は SAMBA と繋がらないことです。「リモートプロシージャーコールに失敗し、実行されませんでした。」というエラーが出てアクセスできませんでした。これは MS の SAMBA 対策です。 というのは冗談で、原因は不明。何か情報を得たら紹介します。

タイトルとURLをコピーしました