CI/CD 環境の構築について
GitLabの強力な機能としてCI/CDがあります。私のような古い人間は、バージョン管理ツールからソースを取得して、ビルド、検証環境へリリース、テスト、本番環境へリリースと手順書に従って手動で実施するのがあたりまえでした。CI/CDはこれらを自動で行う仕組みで、今時のシステム開発ではこれが当たり前の世界とのこと。残念ながら私はそういうプロジェクトに関わったことがありません。だからこそ自前で環境構築しようと考えた次第です。
参考文献
目指す正しいゴールが見えないままでは CI/CD の環境を構築できないと考えて、最近発売された『GitLab実践ガイド 第2版 (インプレス)』で紹介されている CI/CD のチュートリアルをローカル環境のGitLabで動かすことを目標にしました。この本はチュートリアルプロジェクトが用意されており、ローカルにGitLabがなくても GitLab.com と AWS を使って実際に CI/CD を体験できるようにまとめられています。CI/CDが初めてという方は、是非この本をお求めになって、読み進めながら実際にCI/CDの環境を構築することをお勧めします。どのように動くべきかの正しいゴールを理解できることで、自前のGitLab環境を構築する際の参考になります。
ゴールとなるシステム構成
ゴールとしては「CI/CD Runner」と「Kubernetesクラスター」の機能を使います。
今回は、具体的なお話は何もしませんでした。後日、「CI/CD Runner」と「Kubernetesクラスター」の構築について改めて記事にします。