期待するものとは異なる情報が表示されることがあります

「製品版として公開される前のアプリの情報を保護するため期待するものとは異なる情報が表示されることがあります。」

だそうです。。。前回に引き続き Google Play ストアのお話です。FMS Player の公開準備をしているわけですが、ベータ版として登録したアプリのストア表示に問題があることに気づきました。ストアではサポートする Android のバージョンが表示されます。ストアのページの下のほうに「その他の情報」というセクションがあり、その中に「Android 要件」という項目があります。そこにアプリがサポートするバージョン情報が表示されるのです。

 公開準備中の FMS Player は APIレベル16以上、つまり Android 4.1.2 以上からのAPIを使用していますので、「Android 要件」は 4.1.2以上でなければなりません。これは AndroidManifest.xml で指定することになっています。

    <uses-sdk
        android:minSdkVersion="16"
        android:targetSdkVersion="19" />

 と記述することで API Level 16 以上が必要とお知らせすることができるはずなんです。ところが公開されたストアの情報は、

と、1.6以上になっていました。このまま正式に公開したら大問題です。

 わからないことはサポート尋ねるしかありません。そこで「他に指定すべき項目があるのでしょうか? 」と尋ねてみました。それで返ってきたメールが先のとおりでした。「製品版として公開される前のアプリの情報を保護するため」という理由が、私としては全然納得できない理由です。そもそもアルファ版、ベータ版として登録してテストする理由のひとつに「Google Play ストアで正しく表示されてダウンロードされるかを検証する」という目的があるのです。しかし回答によると、それは無理であるという結論です。

 ちなみに「アクセス許可」の表示も変なんですよ。

「その他」って何よ???

 今回わかったこと。Google Play ストアへ登録されるベータ、アルファ版の表示は信用できません。それは「製品版として公開される前のアプリの情報を保護するため」(by Google サポート)です。

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