「終わりのない仕事はない。」これは炎上するプロジェクトでよく言われる言葉です。何度聞いたことか。プロジェクトが炎上する理由は色々ありますが、経験上最も多いケースは無理してとった仕事、つまり規模に比して工数、予算の少ない仕事です。これは必ず火を噴きます。あるいは検討が不十分なままに採用した基盤や技術に足元をすくわれて火を噴く場合もあります。わざわざ新しい技術を使わずとも既存の枯れた技術や仕組みで事足りるシステムを、若気の至りで新技術を採用して見事に玉砕するというケースは何度か見たことがあります。いずれにしてもプロジェクトが炎上すると、誰からともなく「終わりのない仕事はないから。。。」などと、慰めのような諦めのような言葉が聞こえてくるのです。
今、私(我々)が携わっている案件は、先ほどの例でいいますと前者の案件です。規模に比して工数、予算の少ないお仕事。つまり私の経験上必ず火を噴く仕事。(>_<) 真面目に工数を見積もったところで予算内におさまるはずもないということで見切り発車してしまいました。今後は、いかに効率よく作業を進めるか、いかに上手く手を抜いて炎上の規模を押さえるかが腕の見せ所になります。「終わりのない仕事はない」と呟かずにすむように頑張ります。