開発日誌1999年1月

UCC は脱NTへ (1999/01/09)

 コーヒーの UCC は、全ての NTサーバーを捨てて UNIX に置き換えるそうです。運用コストを計算したら UNIX のほうが安かったそうです。数年前までは「NT のほうが安くあがる」というのが世間の常識だったわけですが、ようやく間違いに気づきはじめたということでしょうね。これも不況のおかげでしょうか。。。

Windows 98 + VisualStudio 6.0 の仕事 (1999/01/16)

 正式には決まってないけど、Windows 98 + VisualStudio 6.0 の仕事をやるかもしれません。Windows 95 + VB4,VC4.2 のシステムを機能追加、アップグレードする仕事です。

 これは、超ハマルという予感が。。。VB4 から VB5 への移行も大変だと話を聞いてますので躊躇してしまいます。何が困るかというと、まず、そういった移行の工数をどう見積もったら良いかです。移植の工数は、我々の間では新規作成と同じだけ工数を見積もることを基本としてます。10人月で作ったものの移植は10人月かけて移植します。実際それぐらい大変な作業になるわけです。ただ、今回の場合、元のシステムは、以前我々がかかわったシステムです。(爆)中身はある程度理解しているわけですから、解析の工数は必要ありません。とは言うものの、じゃあどれぐらいかかるのか?という答えは出ません。(泣) 次にわからないのが、VisualStudio 6.0 の完成度です。VB5,VC5 はサービスパック3で、ようやく心配なく使えるようになりました。特に VB に関してはサービスパック3でかなり改善されましたからね。昔は「MSのソフトはバージョン3まで待て」と言われてましたが、今は「MSのソフトはサービスパック3まで待て」と言われてますからね。

 しかし、VisualStudio 6.0 の仕事は、年末ぐらいからだろうと無防備だったのは敗因ですね。とにかく、VB6,VC6 の出来具合が心配だ。。。VB6,VC6 で既に開発されている方。どの程度のものか教えてください。

Oracle8 Workgroup Server for Linux 発売 (1999/01/23)

 ということだそうで 3/18 に出るそうです。日本語 RedHat 5.2 (これは Laser5 が3月に出すものかな)と TurboLinux についてサポートするそうです。価格については、22万円(5同時ユーザー/10クライアント)からだそうです。資料によると、製品構成は、Oracle8 Workgroup Server for Linux R8.0.5 Net8 Server/Client(TCP/IP) for Linux Oracle Client Software for Windows Pro*C/C++ for Linux(別ライセンス)

です。

 日本オラクルで Linux 版が正式に発売されるのは嬉しいニュースですが、もう一つ下のラインナップが欲しかったなあと思います。2ユーザー/5クライアントぐらいのもので、Oracle8 Server と Net8、それと OO4O の組み合わせで低価格なものが欲しかったです。やっぱり個人ユーザーを相手にするような商売はやらないようですね。

Visual Studio 6.0 SP2 (1999/01/27)

 Visual Studio 6.0 SP2 が出てます。Sun との Java 裁判で出た仮命令に従うための修正となっているようですが、修正箇所のドキュメントを見ますと他の修正も含まれているようですね。使わないうちに SP2 になってしまいました。(笑) 今回は SP4 ぐらいで安定するのでしょうか。。。

忘れた頃に Jet 3.5 のバグ修正版 (1999/01/28)

 Accessの深刻なバグ(1998/08/29)Jetのバグだった(1998/08/30) で紹介した問題の修正モジュールが公開されました。ここから辿っていけば Get できます。

 去年の8月末のことですから、すっかり忘れてしまってました。なんせ、セキュリティ問題や、その他色んな障害が次々とありますからね。これは、個人レベルで、バグ票でも起票して管理しないとわからなくなってしまいそうですね。

キャッシュバックの申し込みに PID 不要 (1999/01/29)

 MSのキャッシュバックサービスの申し込みには、プロダクトIDの記載は不要だそうです。ご存じのように、MSのアプリケーションは、インストールしないことにはプロダクトIDがわからない仕組みになってます。私は、Visual Studio 6.0 のキャッシュバックサービスを受ける際、プロダクトIDを知りたいがためにインストールしたわけですが、実はその必要はないとのことです。

 友人が、私と同様にキャッシュバックサービスを受けるために申込書を書こうとしたところ、プロダクトIDが必要だと知り「今はインストールしたくないのに理不尽じゃないか」と思って問い合わせたところ、「プロダクトIDを空欄のまま申し込めばOKだ。」という返答を得たそうです。つまりユーザー登録は後でも良いとのことです。それならそうと、どこかに書いておいて欲しかったぞ。

 この方法を使う場合は、自分でMSに確認をとってからやってくださいね。一応、申し込みには、新バージョンのプロダクトIDを記載したユーザー登録葉書を同封することになっていますから。

タイトルとURLをコピーしました