2017年の折り返し地点を迎えて

 2017年の半分が終わりました。時が過ぎるのは早いものです。昨年11月からたずさわっている案件は7月をもって完了します。製造がメインだったので気は楽でしたが、他社さんといっしょに作った前半部の仕様変更・バグ対応が後半部の製造と重なってしまいなかなか大変でした。外注さんに助けていただいたおかげでなんとか乗り切ることができました。フリーランスの我々は普段外注として作業することが多いのですが、今回は逆に日頃お仕事をいただいている会社さんから人員を手配していただきました。本当にありがたい話です。

 実は連続16ヶ月にわたって相棒と一緒に作業しています。同じフェルマータの仲間なのだから当たり前だと思われるかもしれませんが、昨年3月から始まった案件から今回の案件にかけて16ヶ月。これだけ長期間一緒に仕事をしたことはありませんでした。しかも2つとも外注さんをお願いしなければならないボリュームの請負案件です。当然リスクが伴います。どうせ外注さんを使うのなら私といっしょに仕事をする必要はないと思うのですが、営業上の理由なのかそれとも義理と人情からなのか、なぜか私も一緒に仕事をさせてもらっています。謎です。。。

 フェルマータを名乗って仕事をしはじめたのが20数年前。ですがお互いに別々の仕事をしている期間のほうが長かったのです。相棒とは仕事のやり方や流儀、考え方が明らかに違ってましたので、積極的には一緒に仕事をしたいと思いませんでした。特に私は自我が肥大化した尊大な人間でなので、昔は相棒のやり方に受け入れがたい部分がありました。相棒も私のやり方は今だに嫌いだと思います。それでも今一緒に仕事をやれているのは、お互いに歳をとって人間が円くなったためかもしれません。また、なんやかや言っても私は相棒を信頼しているので、意見の相違があってもそれは相違として関係が成り立っているのだと思います。相棒が私をどう思っているのかは別にして。。。そういう意味では歳をとるのも悪い話ではないのでしょうが50歳台でまだプログラミングに携わっているというのは会社員なら考えられないことでしょう。世間から見てバカなことなのか?それとも羨ましいことなのか?

 などとくだらないことを考えているうちに2017年後半がもう始まっているわけですが、特に仕事の予定もありませんのでこのままのんびりと年末を迎えることになるのかな。。。それはそれで良いのかも。。。なんて思いつつも「何かお手伝いできることがございましたらフェルマータまで是非お声かけください」と営業トークで締めます。

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