Linux で GO 2000年1月

頑張れ RedHat (2000/01/26)

 RedHat 6.1 日本語版は、まともに日本語化できてないことで有名(爆笑)ですが、個人的には頑張って欲しいと思ってます。Oracle にしたって Java にしたって RedHat が前提みたいなところがありますし、他の商用ソフトも、まず RedHat をはずすことはありません。これは、ソフトウェア開発が US を中心に成り立っている証拠とも言えます。そして、まだ各ソフトウェアベンダーが世界レベルに目をむける域に達していないということなのかもしれません。RedHat が US レベルでとどまると言うならば仕方ありませんが、ワールドレベルで勝利を収めるためには、ローカライズと国際化対応にどこまで貢献できるかがポイントでしょうね。でないと、その上に乗っかる商用ソフトは RedHat を選択しづらくなってくるでしょう。そういう点で TurboLinux は日本語版をはじめ、中国語版等の開発も進めており一歩先を行っている感があります。また、デスクトップ版よりもサーバー版の開発に力を入れている点も現状では正しい選択だと思います。最近 IBM から Java 技術のライセンスを取得したのも「なかなかやりよるな」って思えます。

 で、「頑張れ RedHat」のつもりが、最後には「頑張れ TurboLinux」みたいになってしまいました。(笑) 私としては「どっちでもいいや」といういい加減な考え方です。必要とするソフトが難なく動く環境(ディストリビューション)であれば良いわけです。たまたま、現状では RedHat 前提のソフトを動かす必要があるだけです。もし、これらが TurboLinux 前提になれば、TurboLinux を選択することになります。それだけの話なんですよね。

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