VAIO SX12 の有線LAN不調

VAIO SX12 ALL BLACK EDITION を購入しました。

  • CPU:Core i7 1280P
  • Memory:32G
  • SSD:2TB
  • OS:Windows11 Pro

セットアップしていたところ有線LANの不調に気づきました。接続したりしなかったりするのです。接続したLANケーブルについては、他のPCや手持ちのUSB LANアダプタに繋いで問題なく接続できることを確認しましたのでLANケーブルから先に問題はありません。これは初期不良だと判断して修理を申し込みました。1週間後に修理から返ってきて、同封されていた修理報告には「現象を確認して修理した」となっていました。VAIOは出荷時の状態にリセットされていたので再度セットアップを開始。前回は無線LANを使ってセットアップしていたのですが、今回は最初から有線LANを繋いでセットアップしました。特に問題が発生しなかったので「直ってよかった」と思っていたところ、残念ながらセットアップ途中で現象が再発しました。ひとまず現象が再発した旨をサポートに報告して再修理をお願いしました。その後、サポートとやりとりしてわかったのが、前回の修理内容が検査用SSDで有線LANが接続できたのでSSDを工場出荷時状態に戻しただけであったということです。ということはセットアップ途中で何か不都合なことが起こったということになります。それで思いつきました。HYPER-V を設定した後に有線LANが不調になったと。。。気づいた時には実機が既に修理に旅立っていましたのでサポートにその旨を報告しました。サポートからは「その点を踏まえて点検します」との回答をいただきました。再修理に出して1週間後にサポートから、HYPER-V を設定したあとに有線LANの仮想スイッチとして外部ネットワークを作成したら問題が解消するとの連絡がありました。疑問なのは WiFi は仮想スイッチを作成せずとも問題なく機能していたということ。またUSB LANアダプタを繋いでも問題は発生していませんでした。もしHYPER-Vの仕様によるものであればWiFi(あるいUSB LANアダプタ)に対しても仮想スイッチとして外部ネットワークを作成しないと問題が発生するということになります。これはおかしい。つまりこの問題は VAIO SX12の有線LANでのみ問題が発生していたという点にあります。VAIOは有線LANに Realtek製のチップを採用しているようです。手持ちのPCを調べたところ有線LANに Realtekのチップを使ったものがなくて全て Intelのチップでした。これらIntelチップのPCではこういった問題が発生した記憶がありません。この問題が Realtekのドライバに起因するのか?それともHYPER-Vとの相性なのか?正直わかりません。VAIOサポートからの最終回答としては「HYPER-Vの問題なのだからMSに文句を言え」ということのようです。VAIOのハードに問題があるわけではないと。。。

今回の教訓。ノートPCの選択はカタログスペックやネットの評判だけで決めてはいけないということ。カタログスペックには使用しているチップまで書いていないですから今回のようなケースは予知さえもできません。だからこそ今まで自分や同業者が使ってきた実績のあるメーカー・機種を選択することがいかに大事かということです。私のようにミーハーに機種選定するとこういった落とし穴に嵌まることになります。

今回の問題は、仮想ネットワークに外部ネットワークを追加することで回避できるようなので最悪それで使おうと思います。サポートからはアンサポートではあるが Realtekの最新ドライバを提供するとの申し出がありましたので、それも試してみようと思います。

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