自宅のメインPCは、MSI MPG Z590 GAMING CARBON WIFI というマザーボードを積んだショップブランドのPCです。CPUは11世代の i7 で、3年ぐらい前のPCとなります。今日、MSIのサイトで昨年6月に最新のBIOSが更新されているのを見つけたので何気なくアップデートしました。ところが、アップデート後の再起動でPCが起動しません。
「いらぬことをやっちまった」という絶望感に打ちひしがれながら、まず考えたのがCMOSクリア。マニュアルを確認してクリアしましたが状況は変わりません。
いったい起動を妨げている原因は何なのか？これを知るためにマザーボードのPOSTコードを確認したところ「55」で止まっていました。マニュアルによれば Memory not installed とのこと。もちろんメモリは挿さっているわけですが、最小構成で試すべく、一旦メモリを1枚のみにしてみました。すると少し状況が変わりました。今度はリセットを繰り返すようになったのです。メモリの認識に問題がありそうです。そこで手持ちの別のメモリを挿したところ起動しました。BIOSの設定をデフォルトに戻してから、全てのメモリを元に戻したところ何事も無かったように正常に起動しました。
今回のトラブルは少し焦りました。このまま起動しなければレスキューモードでBIOSを元のバージョンにダウングレードしなければならない。それでもダメならPC自体買い換えか？とまで考えましたので、その必要がなかっただけよかったです。「動いているものを触るな」という先輩方の言い伝えは重々承知しており、日頃仕事では実践しているのですが、どうも私事になるといい加減になってしまいます。
何はともあれ、PCが元通りに起動してよかったです。
